掲載日:2021/08/02 |
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氏 名 |
中川 久美子 |
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職 種 |
居宅介護支援事業所管理者 主任介護支援専門員 |
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所 属 |
秋田県厚生連あきた指定居宅介護支援事業所 |
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趣味・特技 |
パンの生地を手ごねすること |
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ひとこと |
皆様には大変お世話になっております。
皆様の専門的スキルを十分に発揮できるように陰ながら尽力いたします。 |
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私から多職種へのメッセージ
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お仕事に勉強にいつも熱心で、熱いハートを持ったショートステイゆかり追分の上野里恵さんから過分なご紹介とともにバトンを受けました、秋田県厚生連あきた指定居宅介護支援事業所 管理者の中川 久美子と申します。私が多職種の方と連携するときに意識していることなどを少しお話しします。当事業所は秋田市北部に位置する、秋田厚生医療センターの中にあります。私は基礎職が看護師です。元々看護師として病棟に勤務していました。透析センターに勤務していた頃「透析患者さんは、これから年をとるにつれ、どのように生活していくことになるのだろう」と言う思いがあり、ちょうど介護保険制度が始まった頃でしたので、少し知識を得ておきたいと言う気持ちから資格を取得ました。そのときは、その後、介護支援専門員として20年近くも働くとは思いもしませんでした。介護支援専門員になって、初めて外から院内外を見ることができました。私の印象ですが、一般的に私たちの話すスピードは速く、無意識に専門用語が入り聞き取りきれない時があります。私も、看護師時代は特にそうだったのでしょう。ですから自戒をこめて、意識的にゆっくり、専門用語は使わず、わかる範囲でかみ砕いてどんな方でも理解できるように話すようにしています。自分で「すごくゆっくりだなあ」と思うくらいが聞く側にはちょうどいいそうです。 次に、「お気持ち」です。私は公認心理師でもあります。「自分」以外はもちろん「他人」になるわけですが、自分以外の人の気持ちは分かりようがありません。利用者、家族、職場スタッフ、サービス事業所の方々すべての人は「気持ち」を持って様々な立場で今を生きています。相手の気持ちがわからないから、相手をよく見て、よく聴いて、分かろうとします。分からなくても、分かろうとすることで相手を認めることができます。そうすると、自分が怒りを覚えることもありません。結果的に、自分が穏やかでいられるわけです。喧嘩も戦争も争いごとがすべてなくなりますね(笑) 私たちは、マネジメント担当なので様々な職種の方の力がなければ何もできません。介護支援専門員は、関係する職種の方が専門的知識や技術を最大限発揮していただけるように調整する役割です。これからも出過ぎず、控えめに活動を続けます。 次は、いつも穏やかでやさしい語り口、お会いするたびに癒しをいただいている、栄養に関してのスペシャリストである管理栄養士の谷口 典子さんにバトンタッチします。谷口さん、よろしくお願いします。
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掲載日:2021/07/07 |
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氏 名 |
中西 久美子 |
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職 種 |
介護支援専門員 |
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所 属 |
あおぞらケアプランセンター |
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趣味・特技 |
観葉植物収集・人間ウォッチング |
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ひとこと |
人なつこい性格なので、皆様からのお声がけ、お待ちしてます♪ |
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私から多職種へのメッセージ
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皆様、こんにちは。あおぞらケアプランセンターの中西 久美子と申します。『コンパスウォーク山王』の照井様からお預かりした大切なバトン、転ばずに次のランナーに繋げられるよう頑張ります。 私は、無類の観葉植物好きです。家中がジャングルになりそう!という家族の意見には耳を貸さず、毎年、店頭で珍しい品種を見つけてはせっせと買い集めています。その割、2年続けてフェニックス(ヤシの木)を枯らしてしまったので、とりあえず、趣味の欄は反省と自重を込めて「観葉植物育成」ではなく「観葉植物収集」とさせていただきました(笑)。 さて、忘れてはいけない職場PRですが、私が勤務する法人株式会社 あおぞら は、地域密着型デイサービス5事業所と放課後等デイサービス3事業所、そして居宅介護支援事業所を運営しています。その特色として、ご利用者様のお住まいの地域を限定せずに対応させていただいており、当介護スタッフは、河辺・雄和地区から飯島地区に至るまで、日々、力を合わせて市内の広範な地域のご利用者様の安全・安心な送迎に取り組んでおります。また、地域密着型デイサービスは、365日、必要な時に必要なサービスを提供出来るように努めています。 こと私は、今から22年ほど前、心機一転、福祉業界に飛び込んだことを契機に、訪問介護、老人保健施設、障害者施設、短期入所生活介護、通所介護、障害児通所介護の職務経験を経て、3年前から、現在の居宅介護の現場に配属されました。 そんな経験において、ご利用者様やご家族様の意向に添いながら、その人らしい生活が送れるよう支援していくためには、多職種との連携がとても重要なことを身をもって感じている一人です。 「ご本人のお話をじっくりと聞き意向を叶える。その人の人生に寄り添う血の通った支援」など、とても耳触りの良い事を口にしますが、ご利用者様と向き合う時間が思うようにつくれず、データばかりをみて、書類作成に追われる現状を少しおかしいと思うことがあります。そんな時、千差万別、100種のアプローチを実現するには、自分の苦手分野を補ってくれる専門職の意見、提案がとても貴重で、より良い支援に繋がる近道だと実感しています。 これからも、多職種によるチームケアが円滑に提供されるよう、自己の振り返りを怠らず、知識を深める努力を重ね、信頼のおける多職種の方達の助けを得ながら、精一杯、業務に取り組んでいきたいと思っています。もちろん、多職種の方々に頼る一方ではチームケアは上手く回りません。こちらから発信する情報、意見や提案も簡潔でタイムリーであることが重要で、常に心がけて整理しておきたいと思っています。もし、このトークリレーをきっかけに、医療・介護関係者の皆様との新しい「つながり」を持てたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。 それでは、次は、本当に熱心な医療職で、独自の看護マインドをもって責務にあたっておられ、何より、もし、自分が在宅サービスを受けなければならない状態となったらと考えた時、誰より、真っ先に頭に浮かぶ「訪問看護 つばめ」の榊田るみ子さんにバトンをお渡しします。よろしくお願いします。
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掲載日:2021/07/01 |
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氏 名 |
上野 里恵 |
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職 種 |
管理者兼看護職員・介護支援専門員 |
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所 属 |
(有)ゆかりの森 ショートステイゆかり追分・居宅介護支援センターゆかりの森・追分 |
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趣味・特技 |
ムーミン、ミニチュア収集、インドア全般 |
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ひとこと |
意外と人見知りで暑苦しいタイプですが潟上市の入り口で生息中です!以後お見知りおきをお願いします! |
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私から多職種へのメッセージ
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いつも凛として真摯にサービスを支えてくださる阿部さんからお褒め頂きながら受け取ったバトンは恐縮ですが、私の想いを僣越ながら書かせていただきたいと思います。 私が所属するショートステイゆかり追分は秋田県での単独型短期入所生活介護の登録第2号で開設より17年目の45床の事業所です。系列事業所として登録第1号のゆかり(船越)に26床、ゆかり能代に41床のショートステイとそれぞれに併設している居宅介護支援センター、そしてゆかり追分に隣接する民間の公民館と称してコミュニティサロンゆかりの森たまちゃんちがあります。その中で私は看護職員として入職しゆかり追分には7年前から従事しております。私生活ではいまや生まれ育った岩手より秋田での生活の方が長くなり、三陸訛りの秋田弁を話しているようです。 早速ですがショートステイとはまさに多職種連携の塊です。そんな中で利用者様も職員もポジティブにかつ満足感のある事業所であるためにプロの職員が今までの歴史を踏まえつつ新しい知識と経験を持ち、「今よりもうひと段階」頑張ってみて出来た時の達成感を共有できるチーム作りをいつも皆で切磋琢磨しています。ケアは一人では困難です。きっとどの職種の職員も個別ケアの場面でどうしたらよいかを迷うことや、実施したことで「違う」と否定されることもあるかと思います。そんな時は根拠から見直し次につなげることで多職種連携の中で解決することでより良いサービスの向上に繋がると感じます。しかし、始めからあきらめたり「今よりもうひと段階」の頑張りすら避けて出来ないやらないだと、経験や達成感は身につかず利用者様にも迷惑をかけてしまうのではと感じます。私は看護職員でもありますので介護職員から頼りにされケアで困った場面にも力を発揮しケアの向上に尽力を注いでいるか、医療度が高いなどで在宅生活が困難な方のサービス依頼に対し謙虚な姿勢で受け入れの検討をしているか、感染予防の場面でもリーダーシップを持って対策に貢献しているかなど、多職種の職員のために真面目に謙虚にできているかを常に意識し連携チームに貢献できる存在であれたらといつも考えております。 知識と経験のために常に勉強、そんな基本姿勢を教えて下さる厚生連あきた指定居宅支援事業所の中川久美子ケアマネジャーに憧れと尊敬の意を込めて次のバトンをお願いしたいと思います。利用者様中心の多職種連携チームの一員として、これからもよろしくお願いします!
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掲載日:2021/06/01 |
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氏 名 |
阿部 育子 |
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職 種 |
ケアマネジャー |
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所 属 |
幸楽園居宅介護支援事業所 |
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趣味・特技 |
山菜採り、山登り、野菜作り、スキー、油絵 |
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ひとこと |
きっと無人島で暮らせます(笑) |
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私から多職種へのメッセージ
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皆さん、こんにちは。幸楽園居宅介護支援事業所で介護支援専門員として働いている阿部育子と申します。今回は、いつもここぞと言うときに私や同僚を助けてくださる、かんきょうの佐々木さんからのバトンを受け、走らせていただきます!(笑) 当事業所の場所をご存じ無い方もいらっしゃると思いますので少しお話させていただきますと、当事業所は、秋田北インター近くの自然に恵まれた場所にあり、地域密着施設?と思えるくらい地域の方々に愛されている施設になっています。ご近所の方が気軽に来園されるので、始めはびっくりしましたが、今はもう慣れました。(笑)私はこの施設で働いてまだ半年ですが、環境や同僚に恵まれ、毎日のびのび働いています。 介護業界で18年、介護職で8年、ケアマネジャー歴は今年で10年目に突入しました。これまで利用者様によりよい支援を行うべく日々奮闘していますが、その人らしい生活が送れるよう支援することは、今ある資源では、どうしても限界があるように感じます。それでも、今ある資源で最大限利用者様に寄り添った支援を行う為にはどうすれば良いかを考えた時、同僚との連携はもちろんですが、多職種の方々との連携が図れて初めて適切な支援が行えると日々の業務で痛感しています。これまで、仙台市や秋田市の職場で働いてきましたが、同僚と連携がとれない支援や多職種と連携がとれない支援がどんな末路を迎えるのかを沢山みてきましたし、皆さんにも言わずとも想像がつくのではないかと思います。多職種と連携がとれない支援は、支援とはよべません。 多職種の方々との連携を図ると言っても、ただ仲良くするだけでは連携は図れないと思います。よりよい連携には、多職種への理解と信頼関係の構築が大切であると考えます。理解と信頼を得ることは簡単ではありませんが、学ぼうとする心を持つこと、相手を理解しようと務めること、誠実に課題に向き合うことが重要だと考えます。 支援が難しい事例であればあるほど、多職種の方々の知識や経験、アイディアを持ち寄り共有することで、今まで思いもつかなかった方法で、より利用者様に寄り添った支援が可能になると思いますので、皆でよりよい支援を目指していきましょう! 次のバトンは、利用者様の気持ちに寄り添い、よりよい支援を心掛ける気持ちが全身から溢れ出ているショートステイゆかり追分の上野里恵さんにお渡しします。宜しくお願いいたします。
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掲載日:2021/05/12 |
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氏 名 |
沼田 未来夢 |
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職 種 |
認知症地域支援推進員 |
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所 属 |
八橋地域包括支援センター社協 |
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趣味・特技 |
料理、家庭菜園、動物を触ること |
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ひとこと |
これからも皆様からたくさんのことを学ばせていただきたいです! |
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認知症地域支援推進員のお仕事
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皆様こんにちは。秋田市中央圏域で認知症地域支援推進員をしております、沼田未来夢です。八橋地域包括支援センターに所属し、保健師業務と兼務しております。認知症地域支援推進員として活動し4年目になりました。 今回は秋田大学医学部保健学科の藤田先生よりバトンを受け取り、認知症地域支援推進員のお仕事について紹介したいと思います。認知症地域支援推進員は、おおまかに説明すると認知症を発症された方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう地域に働きかける仕事です。地域包括支援センターにいると、日々様々な相談を受けます。その中でも、最近は認知症に関する相談が増えてきているように感じます。認知症と向き合い今後の生活について考える方々が増えたのだなと思う毎日です。相談を受けると、今後の生活への不安や本人の変化に対する戸惑い等様々な思いが伝わってきます。ケースによって対応は異なりますが、一人では解決できないことばかりなので医療と介護両方の分野で協力しながら支援しています。これからも馴染みある地域で暮らしていくための方法を考える手助けができればと思います。 また最近は「認知症について勉強してみたい」と言って下さる地域住民や企業も多いです。私自身、認知症について完全に理解しているとは言い難く勉強の日々です。なので、そのような機会があった時は一緒に学びを深めるような気持ちで臨んでいます。認知症について正しく理解をしていただけるよう働きかけるのも役割の一つなので、これからも講話の機会を大切に活動していきたいと思います。 多職種の方々や地域住民に支えていただき、今の私がいます。関わらせていただいた方から「相談できる場所が分かって良かった。」「いろんな専門職の人に良くしてもらった。」等の話を聞く度にご協力いただいた方々への感謝の思いでいっぱいです。これからも周りの方々との繋がりを大切にしながら頑張っていきたいです。 次回はコンパスウォーク山王店の看護師 照井牧子さんにバトンをお渡しします。
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掲載日:2021/05/06 |
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氏 名 |
佐々木 泰裕 |
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職 種 |
福祉用具専門相談員 |
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所 属 |
株式会社 かんきょう |
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趣味・特技 |
スポーツ観戦 |
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ひとこと |
この機会に福祉用具について興味を持っていただけたらありがたいです。 |
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福祉用具専門相談員のお仕事
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皆様こんにちは。株式会社かんきょうの佐々木と申します。このような取り組みに参加させて頂くのは初めてのことなので、簡単に弊社の会社概要を説明させて頂きます。 弊社は昭和58年3月に設立し、今年で39年目になります。秋田県内に6店舗。東北に12店舗。関東圏に3店舗あります。事業内容としては「個人様や法人様への介護福祉用品の販売・レンタル業務を主として、手すりの取り付けや段差の解消等のバリアフリー改修工事の提案業務」「福祉施設支援として開業コンサルタントやソフトウェア・ハードウェアの販売、指導、保守サポート業務」「居宅介護支援事業所では、ケアプランの作成や要介護認定の申請代行業務」を行っております。その中で私は、福祉用具専門相談員として個人様への福祉用具の販売、レンタル、住宅改修業務を主に行っております。 福祉用具専門相談員の仕事としては、福祉用具(車いす、介護ベッド、手すり等)が必要な方に選び方や使い方をアドバイスする専門職になります。主に介護支援専門員(ケアマネージャー)さんから依頼を頂くことが多いです。その利用者さんの身体状況や体格、住環境や介護環境によって提案が変わってきますので、ある程度の経験が必要になると思います。自分自身専門相談員として9年目になります。今まで自宅に閉じこもりがちだった方が玄関にたった一箇所手すりを設置したことで毎日外出するようになったり、布団でほぼ寝たきり状態だった方が介護ベッドを導入したことで、一人で起き上がることが出来、家族との時間を増やすことになったりと、福祉用具を導入する前と後で生活環境が劇的に変わる場面を何度も経験させて頂きました。その度にこの仕事をしていて本当に良かったと感じます。 『一人で出来なかったことが出来るようになった!!』という場面に一回でも多く立ち会えるよう日々精進していきたいと思います。また、この機会に少しでも福祉用具に興味を持っていただける方がいらっしゃれば幸いです。 お粗末な内容でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は社会福祉法人幸楽会幸楽園居宅介護支援事業所の阿部育子さんにバトンを渡したいと思います。よろしくお願い致します。
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掲載日:2021/04/16 |
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氏 名 |
藤田 智恵 |
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職 種 |
大学看護教員 |
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所 属 |
秋田大学医学部保健学科 |
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趣味・特技 |
3歳の息子に電車の種類を教わること |
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ひとこと |
これを機会にみなさまとつながりを持ち続けたいです!よろしくお願いします。 |
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大学の看護教員のお仕事
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みなさま、こんにちは。秋田大学医学部保健学科で看護教員をしております、藤田智恵と申します。地域看護学分野に所属し、主に在宅看護、地域看護の教育に携わっております。県内の総合病院、地域包括支援センターで看護職を経験し、母校でもある本学の教員になっておよそ10年が経とうとしております。 さて、今回は大学の同級生であるOT原田氏よりバトンを受け取り、大学の看護教員のお仕事についてご紹介したいと思います。まず簡単に述べますと、看護師、助産師、保健師の養成に関する教育が主な仕事ですが、私は看護師、保健師養成に携わっております。1年生から4年生まで学生がおり、レベルに応じて担当する科目を教授しています。最近は、新型コロナの影響により、オンラインツールを使いこなす日々も続いています。大学生ですので、学生の自主性を尊重しつつ、講義や演習、実習、卒業研究を通じて、学生と濃密な時間を過ごしています。特に、実習は、学生が不安やプレッシャーなどに直面してしまうことも少なくありませんが、一方で学生の成長場面に触れることのできる貴重な機会でもあり、コミュニケーションを密にして、「学生とともに考える時間」を大事にしています。 何だか偉そうに書いてしまっていますが、私も最初からこのようなモットーを持ち続けていたわけではありません。教員になりたての頃は、「教員とはこうあるべき」論が自分の中に色濃くあって、とにかく学生に指導しなきゃ、なめられたら終わりだ!!と思って学生に接していました(笑)でもある時、上司から「藤田さんは、今までも患者さんや地域住民にそんな姿勢で接していたの?教育分野に来たとしても、自分が対象と向き合うスタンスを大きく変える必要はないのよ」「教育しているというより、仲間を育てている感じでいいんじゃない」と言葉をかけていただきました。さすがは上司!すべてお見通しだったのですね…。そんなお言葉をいただいてからは、胸につかえていたものがとれ、学生との気軽なコミュニケーションを通じて、正直な自分を学生に見せすぎているのか、「先生は教員のようで教員っぽくない」と学生から言われてしまうこともあります…。まぁ何はともあれ、学生が修業年限を全うし、無事に国家試験合格、希望の就職先で従事できるよう、日々サポートに徹しております。 このほか、大学教員の仕事には、「研究」「社会貢献」も求められており、教育活動と並行して、専門分野に関する研究活動や、地域での講演活動等も行っております。実践現場から離れてしまい浦島太郎になっている部分が多々ございますので、地域の専門職のみなさまから教えていただき、今後も研鑽を積んで参りたいと思っております。 次回は、八橋地域包括支援センターの認知症地域支援推進員 沼田未来夢さんにバトンをお渡しします。
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掲載日:2021/04/07 |
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氏 名 |
髙橋 雄太 |
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職 種 |
管理者兼計画作成担当者 |
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所 属 |
社会福祉法人正和会 ケアコンプレックス高清水 看護小規模多機能型居宅介護 |
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趣味・特技 |
息子のスポ少観戦 |
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ひとこと |
自分の知識不足を実感。毎日が勉強の連続です。 |
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看護小規模多機能型居宅介護 管理者兼計画作成担当者のお仕事
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皆さんこんにちは、私は正和会に平成17年に入職して今年の4月で17年目になります。これまでは同じ系列の有料老人ホームにて介護職員として従事しておりましたが、昨年11月より高清水地区で『旧武石豆富さん』の跡地に開設したケアコンプレックス高清水にて管理者と計画作成担当者をさせて頂いております。 私は昨年の2月に介護支援専門員の資格を取得して、今回が初めてケアマネ業務も行っています。看護小規模多機能型居宅介護(看多機)は居宅介護支援事業所の役割と施設のケアマネージャーとして1人2役をこなさなければいけないため、毎日わからない事の連続で日々関わらせて頂いている方から教えてもらいながらなんとか頑張っている状況です。今後も皆様からご指導しいただきながら成長していきたいと思っておりますので宜しくお願い致します。 私たちの事業所は秋田市で3事業所目となる看多機ですが、認知症対応型グループホームとの複合型は初めての施設となります。 私自身、看多機という形態の施設を知ったのもこの開設に携わったのがきっかけですし、秋田県での認知度も低いのではないでしょうか。簡単に説明すると「泊まり(ショートステイ)」と「通い(デイサービス)」、「訪問看護」、「訪問介護」の今まではそれぞれ単独の事業所で提供していたサービスが1つの事業所で提供できるという施設になっております。 住み慣れた地域で健やかに暮らしたい、暮らしてほしいといった思いを抱える利用者や家族を支援し、病気を抱えていても、医療と介護の両面で支え、最後まで在宅で過ごすためのお手伝いをするのが私たちのお仕事です。すべてのサービスを一貫して顔なじみの職員で行える安心感もあり、日々の変化にも柔軟に対応することできるのも看多機の魅力の一つとなっております。看多機が少しでも皆様の認知度が向上するよう職員一丸となって日々努力して参ります。 次回は私がケアマネ業務をはじめて最初にお世話になり、日々在宅介護を支えてくれている株式会社かんきょうの福祉用具専門相談員 佐々木康裕さんにバトンを渡したいと思います。宜しくお願い致します。
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掲載日:2021/03/23 |
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氏 名 |
原田 大河 |
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職 種 |
作業療法士 |
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所 属 |
中通リハビリテーション病院 |
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趣味・特技 |
ゲーム、パソコンいじり |
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ひとこと |
これを機に作業療法士に興味を持っていただけたらと思います。一緒に秋田市を支えましょう。 |
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作業療法士のお仕事
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中通リハビリテーション病院で作業療法士(以下OT)として働いている原田大河と申します。現在は回復期病棟にいますが、中通訪問看護ステーションで7年働いているので、自称地域リハOTです。おうち時間充実のためにPC自作に目覚め、web会議や研修が増えたことにより、子供といる時間以外は常にPCの前にいるような気がする今日この頃です。 さて、本題のOTのお仕事ですが、私たちOTは簡単に表現すると生活のリハビリを得意とするスペシャリストです。脳卒中や骨折、認知症や精神疾患、パーキンソン病などの難病など対象は多岐にわたり、最近では複数の疾患を併発している方も増えています。このような疾患等が原因で、歩けない、ご飯が食べられない、トイレに行けない、家事ができないといった方が自立した生活を営めるよう支援しています。例えば食事に関しては、箸などの道具の使い方の練習や使いやすい道具の選定、食べやすい皿の配置や盛り付け、椅子や机の高さの調整、静かな環境づくりなど様々な角度から評価して自立する手段を探っています。 また、OTは趣味や興味・好きなこと、仕事・家庭の役割を大事にしています。趣味がまたできるように方法を模索したり、リハビリ内容に好きな要素を入れてモチベーションを高める工夫をしたり、他の職種から見ると遊んでいるのではないかといわれるようなことに、対象者さんと真剣に取り組んでいます。対象者さんはもちろんですが、私も楽しめるように意識しています。これが成果を上げた時の感動は、文章では表現できません。 近年では、OTのこのような視点が介護予防の領域でもお役に立てることが証明され、全国でOTが活躍しています。秋田市でも介護予防事業にお声がけいただき、私も地域ケアネットワーク会議やリハビリテーション専門職によるケアマネジメント支援事業に参加しています。高齢者では、外出が減る→運動不足→おなかが減らなくなる→筋力が低下し転倒・骨折に至るという例が増えています。コロナの巣ごもりでなおさらです。こういった分析や予後予測も私たちの得意分野です。この例では外出できるようになれば解決される可能性があるので、外に出る理由を探します。この時に先ほど述べた、遊び要素が生きてきます。 これを読んでOTに興味を持っていただけたら幸いです。次回は、子育てをしながら秋田大学で多数の看護師の卵を育てる看護師の藤田智恵さんにバトンをおつなぎします。
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掲載日:2021/03/01 |
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氏 名 |
佐々木 佑子 |
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職 種 |
理学療法士 |
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所 属 |
五十嵐記念病院 通所リハビリテーション |
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趣味・特技 |
カフェ巡り |
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ひとこと |
このコーナーをきっかけに知ってもらえたらうれしいです。 |
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理学療法士のお仕事
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五十嵐記念病院通所リハビリテーションの佐々木佑子と申します。昨年4月に入職し機能訓練を担当しています。当施設では食事・入浴・リハビリテーションを行っており、リハビリテーションでは利用者様の状態に応じて本人・ご家族のニーズを基に個別プログラムを組んで行っています。機能訓練以外にも利用者様の自宅に訪問して、どんな生活をしているのか在宅生活を送る上で危険な所はないかを見てアドバイスさせていただいております。 私の趣味はカフェ巡りです。週末にカフェに出かけてゆっくり過ごすのが好きです。新たな場所を探していいところを発見するのも楽しいです。最近では、大町にあるカフェエピスのチャイラテがおいしかったです。これからもいろんな所に行ってみたいなと思っています。 さてリハビリテーションには急性期・回復期・維持期及び生活期があります。生活期・維持期では自宅に帰られてからのリハビリとなります。生活期のリハビリでは、ご自宅における実際の生活でどんな事に困っているのかを聞き出し、リハビリプログラム立案に生かすように心掛けています。このように仕事に取り組むことで利用者様から、「前よりも歩けるようになったよ」「浴槽を跨げるようになったよ」と言ってもらえる事がこの仕事のよい所だなと感じています。これからも地域の高齢者を元気にしていくために頑張っていきたいと思います。次回はケアコンプレックス高清水の高橋雄太さんにおつなぎします。
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