掲載日:2022/03/23 |
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氏 名 |
京野 誠 |
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職 種 |
薬剤師 |
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所 属 |
さくらいわま薬局 |
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趣味・特技 |
ポイ活、キャンプギア収集 |
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ひとこと |
2022年4月1日よりさくらいわま薬局を事業継承し開局します。薬の相談や在宅訪問依頼などお気軽にご相談ください。 |
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私から多職種へのメッセージ
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細谷病院の田口敦さんからのバトンを受け取りました、さくらいわま薬局の京野誠と申します。はじめましての方も多いと思いますので簡単に自己紹介をさせていただきます。私は2000年に薬学部を卒業し、大手ドラッグストアに就職しましたが約1ヶ月後に無免許・飲酒運転・ひき逃げによる交通事故に遭い、それをきっかけに地元秋田市に戻ってきました。1年の休養を経て、保険薬局3年?総合病院8年?2011年7月から現在の薬局に入社し、さくらいわま薬局に勤務して10年が経ちました。そのなかで多くの経験をさせてもらい、今の薬剤師としての心構えが確立したと思います。そして、この度2022年4月に独立させていただき、開局する運びとなりました。 さて、他職種の会議で集まったときに薬剤師の仕事って何?と聞かれることも少なくないので簡単にまとめたいと思います。 薬剤師の勤務先としては、病院薬剤師、薬局薬剤師、ドラッグストア、行政、製薬会社、検査機関等と多岐にわたります。そのなかで私が勤務している保険薬局の主な仕事についてご紹介します。「対物業務 薬中心の業務」=処方箋を通して薬を正しく集めること、「対人業務 患者中心の業務」=処方内容のチェック・多剤・重複・残薬・減薬・飲み合わせの確認、血液検査データから個々の処方提案、生活像に合わせた服薬支援とフォロー、在宅医療、健康相談や受診勧奨などがあります。「薬を渡している人」と言われることもありますが、患者さんにお薬を説明する際には、頭の中で多くの事を考えながらお薬をお渡ししていますが、その部分がなかなか見えにくい職業でもあります。 対物業務から対人業務へシフトするなかで、実際の薬局の現場では患者さんからの聞き取りだけでは不十分なことが多いのも事実です。当薬局では在宅に移行するような場面で多職種の方と接する機会が多くを占めていますが、施設入所するとプツッと切れてしまい、その後の患者さんの行方が不明なこともしばしばです。多職種の皆さんからの情報源は非常に有用ですので、もしも差し支えなければお薬手帳の中に名刺などを挟んでいただけると連携のきっかけになると考えます。 話は戻りますが、当薬局では夜間休日当番、アンチ・ドーピング活動、学校薬剤師活動など地域活動にも取り組んでいます。4月1日に「ヨコカナ薬局」開局を迎えますが、患者さんの健康とその地域で安心して過ごしてもらえるように、もっと身近で寄り添えるような「かかりつけ薬局・薬剤師」を目指していきたいと考えていますので、今後皆さんと医療と介護連携を築いていければ思っておりますのでよろしくお願いいたします。 次回は、穏やかで優しさが伝わる「ひとむすび八橋」施設長の佐々木 卓さんに繋ぎます。よろしくお願いします。
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