掲載日:2023/03/01 |
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氏 名 |
菊地 俊彦 |
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職 種 |
専門員(社会福祉士/介護福祉士) |
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所 属 |
秋田市社会福祉協議会 秋田市権利擁護センター |
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趣味・特技 |
料理をしながらお酒を飲むのが得意です。 |
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ひとこと |
成年後見等の権利擁護支援に関するご相談がありましたらお気軽にご連絡下さい。 |
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私の仕事の魅力
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秋田市社会福祉協議会 秋田市権利擁護センターの菊地俊彦と申します。この度、日頃から大変お世話になっている生活訓練事業所 紫陽花の管理者 池田公平様よりバトンを預かりました。このような機会をいただいたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。 はじめに、当センターの紹介をさせて頂きます。秋田市権利擁護センターは令和4年1月、秋田市より「成年後見制度利用促進事業(中核機関)」を一部受託したことを機に秋田市社会福祉協議会に設置されました。権利擁護支援が必要な方を適切に支援に繋げていくことを目的に、成年後見制度等に関する総合相談窓口として、制度の利用相談や普及啓発、司法や福祉や地域の関係者の連携整備等に取り組んでおります。他にも判断能力に不安のある方に対して、福祉サービスの利用援助を中心とした金銭管理を行う『日常生活自立支援事業』、また秋田市社会福祉協議会が法人として後見人となる『法人後見事業』も実施しており、センターはこれら3つの事業を総合的に行うことで切れ目のない支援を目指しております。 さて、トークテーマである「私の仕事の魅力」についてですが、やはり利用者や家族との関わりの中で感謝の言葉をいただくことではないでしょうか。成年後見制度と聞くと「敷居が高い」や「手続きが煩雑」といったイメージが先行しており、申立を検討している相談者からは様々な不安の声が聞かれます。法律上、私たちが申立書類を代行作成することはできませんので、制度の概要や書類の書き方を可能な限り分かりやすくお伝えすることを心がけています。また、申立に関しては制度の性質上、一度後見人等が選任されると判断能力が回復するかご本人が亡くなるまで続きますし、意思決定の問題や遺産分割に関すること、その他死後事務や身元保証等の様々な問題が複雑に絡み合います。そのため利用する際には時間をかけて十分に検討する必要があります。当然、答えを出すことが簡単でない場合もあります。知識と経験不足を痛感する日々ですが、可能な限り本人にとって最善の方法を導き出せるよう、課題に真摯に向き合うこと、相談者に寄り添い一緒に悩むことを自身の信条とし、研鑽を深めております。 そのような中で、昨年、申立支援で携わった高齢のご夫婦からいただいた「息子の将来が本当に心配でした。安心しました。」という言葉は、今も私の励みになっています。 次のバトンは学生時代からお世話になっている先輩、秋田県厚生協会救護施設 玉葉荘の阿部隼己さんに託しました。「業務上」の関りはこれが初めてですね。よろしくお願いします!
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