掲載日:2021/01/18 |
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氏 名 |
俵谷 伸 |
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職 種 |
医師 |
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所 属 |
たわらや内科 |
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趣味・特技 |
ゴルフ、野球 |
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ひとこと |
コロナ禍での仕事や生活が続き大変なこともありますがみんなで前を向いて頑張って乗り切りましょう。 |
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医師のお仕事
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秋田南中学校時代の野球部の同級生伊藤幸記聡さんよりバトンを受けましたたわらや内科の俵谷伸と申します。はじめましての方も多いと思いますので簡単に自己紹介をさせていただきます。私は1999年に秋田高校を卒業しその後2年間の浪人生活を経て東邦大学医学部に入学し2007年に卒業しました。その後平鹿総合病院で初期研修を含め4年間の研修を経て2011年に秋田大学第一内科(消化器内科)に入局後2014年に秋田厚生医療センターに赴任し2018年10月に開業医となりました。たわらや内科自体は1999年に父が開院し父から引き継ぐ形で開業し現在は父と二人で診療を行っております。 開業医のお仕事としてお話させていただきますと勤務医時代との大きな違いは経営者になるということでした。開業して2年経ちましたがやはり一番苦労したのが職員の問題でした。開業後2カ月で看護師さんが辞めてしまったり、たわらや内科に長年勤めていた事務さんが急に辞めてしまったり、新しく事務さんを採用したら出勤1週間前に辞退の申し出があったりと職員の事に関しては他の開業医の先生からもいろいろ大変な話を聞いてはおりましたが早くも実感いたしました。また診療に関しても私は消化器内科専門ですので勤務医時代の外来では逆流性食道炎の患者さんでも血圧が高ければ循環器内科に紹介、血糖が高ければ糖尿病内科に紹介というように消化器内科の診療(言い方を変えると多くの病気を抱える患者さんの消化器部分)だけをしていました。開業医(内科)は専門分野だけでなく風邪や高血圧、糖尿病、脂質異常症、健康診断、時には皮膚科や整形領域まで幅広く診療しなくてはならずその辺は大変ではありますが逆に今までとは異なり一人の患者さんの体に関することはもちろんですが家族の事や仕事の事なども把握し患者さんに寄り添った幅広い診療ができるため医師としてのやりがいも改めて感じております。他には自分は消化器内視鏡専門医として内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)にも力を入れて取り組んでおります。皆さんの中でも胃カメラや大腸カメラで辛い思いをされた方もいるかと思いますが当院では検査の苦痛を軽減するため眠った状態での内視鏡検査を積極的に行なうなど患者さん一人ひとりに合った方法で検査を行ない少しでも満足して検査を受けていただき食道がん・胃がん・大腸がんの早期発見、早期治療を心がけております。以上簡単ではありますが私の医師のお仕事をお話しさせていただきました。 この度伊藤幸紀聡さんからこのトークリレーの企画を紹介いただき恥ずかしながら今回初めて秋田市在宅医療・介護センターというものの存在、そして医療にかかわる多職種の多くの方々が連携をとって様々な活動されていることを知りました。これを機会に今後皆さんと医療連携を築いていければ思っておりますのでよろしくお願いいたします。 次回は同じく野球部の同級生である大曲中通病院の地域連携福祉相談係、社会福祉士の阿部拓見さんにお願いしました。医療関係者として野球部の同級生でバトンの受け渡しをできたことを大変うれしく思います。ありがとうございました。
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