掲載日:2022/11/14 |
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氏 名 |
嵯峨 奈央子 |
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職 種 |
介護支援専門員 |
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所 属 |
うぐいす城東在宅サポートセンター |
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趣味・特技 |
楽しい飲酒 |
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ひとこと |
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私の仕事の魅力
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日頃より、公私ともに大変お世話になっております介護老人保健施設「桜の園」の支援相談員 芹田好さんからバトンを受け取りました、うぐいす城東在宅サポートセンター居宅介護支援事業所で介護支援専門員として働いております嵯峨奈央子と申します。この度は、このような機会をいただき、ありがとうございます。 トークテーマの「私の仕事の魅力」とは、少し内容が違うかもしれませんが・・・ 先日、義祖母がお世話になっていた施設で亡くなりました。享年93歳でした。脳梗塞後遺症があり、在宅での介護は難しく施設入所を選択しました。リハビリを頑張ってもらって、出来ればお盆や正月には自宅へ外出出来ればいいなと思っていたところ、大腿骨骨折を受傷。手術は難しいとのことで保存療法となり再入所、今後は寝たきりを覚悟しました。 自宅に帰りたい気持ちが強い義祖母でしたので、施設入所は相当不本意だったと思います。入所の時には目を吊り上げて、「なして家さ帰られないんだ」と怒っていた義祖母ですが、トイレ誘導が出来るまでリハビリを頑張って、9月初めには満面の笑みで曾孫と面会を喜び「また来いな」と手を振って見送ってくれるまで、施設の生活に慣れ親しんでくれていました。あの笑顔に会えたこと、トイレに行けるまで回復できたことを目の当たりにし、施設職員さんがここまで頑張ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。 自分自身、在宅介護にかかわる仕事をしているにもかかわらず、家族の就労や介護力など家の事情により、義祖母の自宅で過ごしたいという本人の希望には寄り添ってあげられず、施設にお世話にならなければならない現状に、私自身、仕事の矛盾を感じていました。 しかし、施設の皆さんにお世話になることで、元気になっていく義祖母の笑顔に救われたと感じています。これから自分が仕事で関わる利用者様への支援を丁寧に行っていくことで、めぐりめぐってお世話になった施設の職員さんへの恩返しになること、また、感謝の気持ちが広がっていくことを願い、日々頑張っていきたいと思います。 次のバトンは、株式会社セスタの中前博美さんにお願いします。いつも細やかなお仕事、連絡ありがとうございます。
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