掲載日:2022/06/01 |
|
氏 名 |
小栁 沙緒里 |
|
職 種 |
看護師 |
|
所 属 |
パリケアあきた訪問看護ステーション |
|
趣味・特技 |
ドライブ、旅行、庭いじり |
|
ひとこと |
仕事も家庭も大切に。 |
|
|
私の仕事の魅力
|
秋田大学医学部附属病院のMSW金子幸太さんよりバトンを受け取りました、パリケアあきた訪問看護ステーションの看護師の小栁沙緒里です。 当ステーションは、看護師9名、理学療法士1名、作業療法士1名、事務2名の計13名のスタッフがおります。 当ステーションは、丁寧・親切をモットーに利用者さんが笑顔で過ごせるお手伝いをするとともに、働くスタッフ自身も楽しく働けることも重要にしています。私は、子供二人、猫2匹を育てる母であり、出産を経て仕事復帰をした時は、仕事と育児の両立にとても悩みました。秋田生まれ、秋田育ち、看護の全ては秋田で教えてもらったと言ってもいいほど、秋田っ子です。今、全力で秋田に恩返しをしています。 秋田大学医療技術短期大学部を卒業し、秋田県立衛生看護学院で保健師資格を取得後に秋田大学医学部附属病院に勤務しました。(金子さんとの出会いは、この時からになります。長い付き合いとなりました。)仕事と家庭の両立に悩んでいた時に異動した外来で、受診してくる患者さん達の「夜はどうしたらいいの?」「次の予約まで1か月もあるの?」という声がとても多い事に気がつきました。病気を持ちながら生活をする不安を目の当たりにしたのです。「そうだ!私が訪問すればいいんだ!」と思った事がきっかけで、訪問看護の道へ進み現在に至ります。24時間体制である当ステーションで働くには家族の理解がなければ続ける事ができません。家庭に若干(?かなり?)の迷惑をかけながらも、楽しく仕事ができているのは、とてもありがたい事だと感じています。時には、訪問先のご家族・利用者さんから「早く帰りなさい。子供が待ってるわよ。」と母や父のように声をかけて頂きます。 昨年は、スタッフ3名が妊娠・出産というミラクルに出会いました。スタッフが幸せに暮らしていると、不思議と利用者さんも幸せになります。また、利用者さんから優しい言葉かけをもらい、私たち看護師も幸せになるという連鎖があります。看護師として訪問しているはずなのに、利用者さんとまるで家族になったかのような会話が絶えないのです。 看護師は、離職率の高い仕事の一つです。だからこそ、楽しく続けられる方法を常に考えています。現在、私は管理者という立場にあります。利用者さんの幸せとともにスタッフの幸せを常に願って仕事をしています。 在宅での仕事は、多職種連携がかかせません。病院勤務時代よりはるかに他職種と言葉を交わす機会も増えましたし、コミュニケーションスキルもあがりました。そんな在宅で出会い、いつもたくさんの事を指導して下さる山王胃腸科院長の最上希一郎先生に次のバトンを引き継ぎたいと思います。
|
|
|
|
掲載日:2022/05/16 |
|
氏 名 |
山谷 美幸 |
|
職 種 |
デイサービス管理者 |
|
所 属 |
スマイル輝 |
|
趣味・特技 |
あつ森のゲーム、愛犬の散歩 |
|
ひとこと |
スマイル輝は18年目を迎えます。ますます活気あるデイサービスになるよう職員一同頑張ります!! |
|
|
私の仕事の魅力
|
皆さん初めまして。この度、ひとむすび八橋の佐々木卓さんからバトンを受け取りました、デイサービスセンタースマイル輝の管理者2年目山谷美幸と申します。 私が介護の世界に飛び込んで17年、スマイル輝では14年目になります。 長く勤められているのも、利用者の皆さんから娘のように声を掛けてもらい笑いが絶えない楽しい毎日を日々過ごしていれるからです。 定員30名の和気あいあいとした家庭的な施設を・・・と開設以来、個性、自主性、可能性を尊び、食の楽しさを伝えるために手作り食を提供しとても喜ばれています。1番の人気メニューは秘伝の作り方で作るカレーライス!!職員にも大好評です。 普段は自宅で過ごされている利用者もスマイル輝に来て仲のいい方と日常の話しをしたり、カラオケで十八番の歌楽しんだり、レクリエーションで体を動かしストレス発散、入浴は新泉水を使用しているため冷めにくいと太鼓判を頂いています。今はコロナ禍であり厳しい日々ですが、こんな時からだからこその、レクリエーション行事に力を入れています。その中でも利用者様にとても大好評なのが、 「スマイル一座」!! 職員が歌ったり、踊ったり、劇をしたり、とても自分の家族には見せられない姿を利用者様に見てもらっています(笑)なんといっても職員全員が芸達者で一人?芸はお手のもの。利用者の笑顔を引き出したく、日々切磋琢磨している素敵な同僚たちと一緒なのも長く勤めている理由の1つです。 「ありがとう」「また来るね」とたくさんの言葉を頂けること、朝楽しみにデイサービスに来て頂き、帰りには笑顔で自宅にお送りする、当たり前の様であり一番のうれしさであり、この仕事を続けてきてよかったと実感出来る瞬間です。 『人は必要な時に必要な人と出会う。』 と名言あるように、これからも出会いに感謝し一人でも多くの利用者様の笑顔を引き出せる様、私自身も楽しんで介護職に携わって頑張りたいと思います。 次のバトンは、いつも大変お世話になっている「外旭川地域包括支援センター コネクト 管理者 笈川友美子さん」にバトンを繋ぎたいと思います。 よろしくお願い致します。
|
|
|
|
掲載日:2022/05/06 |
|
氏 名 |
金子 幸太 |
|
職 種 |
医療ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士) |
|
所 属 |
秋田大学医学部附属病院 |
|
趣味・特技 |
料理、ランニング、ドラマ鑑賞 |
|
ひとこと |
「やまない雨はない・明けない夜はない」 |
|
|
私の仕事の魅力
|
秋田大学医学部附属病院看護師 石川奈津子さんよりバトンを受け取りました。石川さんと同じく秋田大学医学部附属病院 地域医療患者支援センター・がん相談支援センター(以下:当センター)で医療ソーシャルワーカーを務めている金子幸太です。 当センターは医師2名・看護師21名・ソーシャルワーカー4名・事務4名の計31名です。うち、退院支援・相談支援実働スタッフは看護師11名・ソーシャルワーカー4名の計15名体制となっています。スタッフが担当制を敷き、日々担当部署の退院支援関連業務や関係機関との連絡調整、社会的問題・経済的問題を抱える患者様の相談対応に勤しんでおり、私は精神科・心臓血管外科・循環器内科・血液内科・腎臓内科・膠原病(リウマチ)内科・高度救命救急センターを担当させていただいております。 当方、家族が何故か医療関係の職に就いている人が多く、なんとなく物心ついた頃から病院で働くと言うことの意識が高かったと思います。そんなこんなで、大学進学の時を迎え、当時の世の中は超高齢化社会に備えるべく福祉専門職の人材養成という時代の流れがあり、福祉系大学に進学することとしました。医療系の仕事に就きたい、時代の要請に合わせた専門職になりたいと考え医療ソーシャルワーカーを志すことにしました。大学時代は、講義はそこそこでバイト・釣り・国試勉強・病院実習に明け暮れた4年間でしたが、目標に向かって多分一番努力した時期でもあり、非常に充実した学生生活だったと振り返ります。 大学を卒業し、縁あって地元の精神科病院でPSWとして3年勤務しました。入職当初は自身力不足を自覚することが多く、そのような自分に葛藤とを覚える毎日でした。 精神科病院での勤務は病院内にとどまらず、病棟業務・患者宅への訪問・時に未収金の回収といったものもあり、今となってはとても貴重な経験でした。さらに経験と知識を得るべく、2006年に現職に就かせていただき、あっという間に16年が経ちます。表現は粗末ですが、ソーシャルワーカーという職種は病院内では数が少なくマイナーな職種であるものの、「いないと困る」得も言われぬ希有な職種だと自覚しているところです。また、支援を通して困難を抱える患者から多くの「人生の教訓」を学び、自分自身が生活力や生きる術を養うことが出来る職種であると考え、それがこの仕事の魅力と考えています。今後も困っている人の為に役に立つ仕事が出来るよう、「感謝の気持ち・謙虚な気持ち・敬意の気持ち」を忘れずに頑張っていきたいと思います。 私からは、日々業務で大変お世話になっている頼もしい看護師さん、パリケア訪問看護ステーションの小柳沙緒里さんにペンリレーを託したいと思います。
|
|
|
|
掲載日:2022/04/15 |
|
氏 名 |
佐々木 卓 |
|
職 種 |
施設長 |
|
所 属 |
特定施設入居者生活介護 サービス付き高齢者向け住宅 ひとむすび八橋/株式会社いわま薬局 |
|
趣味・特技 |
サッカー・ギター・キャンプ |
|
ひとこと |
開設6年目のひとむすび八橋です。どうぞお見知りおきを |
|
|
私の仕事の魅力
|
さくらいわま薬局から独立されたヨコカナ薬局、京野誠さんよりご指名を受けました。 株式会社いわま薬局 特定施設入居者生活介護 サービス付き高齢者向け住宅ひとむすび八橋、施設長の佐々木卓です。「ひとむすび八橋」は入居者様25名が入居されています。私が働く「ひとむすび八橋」では入居者様の生活の場として自宅で行うことができていた生活動作一つ一つについて、入居するまでと同様にできる部分を継続して行っていただけるよう職員が働きかけています。入居者様同士で支え合って生活していただけるような施設づくりを目指し、洗濯物を干していただいたり、お茶を淹れて他入居者様へ配っていただく、食事の配膳を行っていただいたり、できることを奪うことなく自主性を引き出す介護を実践しています。施設で働く職員は、この自主性を引き出し、より良い生活環境を整えるために日々試行錯誤を繰り返しながら様々な意見を出してくれます。私はそのような職員とともに働けることに感謝し、とても誇らしく思います。危険を伴い「ヒヤリ!」「ハット!」する内容のものも出てきますが、極力、職員が考えた内容は進めてもらっています。当たり前のようですが、実はなかなかできていない施設は多くあり、危険を伴う内容のものは避けられているように感じます。 ひとむすび八橋では、レクリエーション活動の一環として、毎月手作りおやつ会を実施しています。職員は趣向を凝らした様々なメニューを考え、包丁やガスコンロを使っておやつを入居者様と共に作り、誕生月の入居者様のお祝いをしています。 入居者様と職員が一緒に喜びを感じながら、日々関わっていくことができる仕事、これこそが私の仕事の魅力と感じています。 多職種連携といえば、医療、看護、介護、栄養、リハビリ等、様々な職種が関わりあい、入居者様の生活を支えていくわけでありますが、成年後見制度での弁護士の先生との関わりや、入居者様が施設での嗜好品の購入のため、コンビニエンスストアやヤクルトの販売の依頼・施設内での販売、生協の配達等、入居者様が施設に入居し生活していくために必要なフォーマル、インフォーマルな資源を活用していくために、他業種との連携が欠かせないと痛感しております。 次回はスマイル輝、管理者の山谷美幸さんへ繋ぎたいと思います。 よろしくお願いいたします。
|
|
|
|
掲載日:2022/04/04 |
|
氏 名 |
石川 奈津子 |
|
職 種 |
看護師 |
|
所 属 |
秋田大学医学部附属病院 |
|
趣味・特技 |
子供たちとゲームセンターで遊ぶこと・暗算 |
|
ひとこと |
幼少期からの夢、叶えました! |
|
|
私の仕事の魅力
|
社会医療法人正和会五十嵐記念病院医事課、鎌田まなみさんからのバトンを受け取りました、秋田大学医学部附属病院で看護師をしている石川奈津子と申します。鎌田さんとは小学校、中学校と同じ時を過ごし、今は同じく医療系の仕事している旧友であり同志です。 私は幼少期から看護師になるのが夢で、よく父や祖父の怪我に絆創膏を貼ったり、消毒をしているような子供でした。いよいよ高校卒業の時、看護系大学等への進学が必要となりましたが、奇跡的に秋田大学医学部保健学科の1期生となることができました。それからの勉強は大変でしたが、憧れの看護師になるために努力し、看護師と保健師の資格を取得したのち、2003年から大学病院の看護師として働いています。働き始めてからは覚えることがいっぱいで、何度も挫けそうになりましたが、私の夢のために看護学校に通わせてくれた両親のことや、何より自分の気持ちを考えたら、ひたすらがむしゃらに頑張るしかありませんでした。 今私が働いている病棟では、集中治療室を卒業したばかりの患者さんや、感染症を患っている患者さんがいらっしゃいます。また、呼吸器外科、乳腺外科、眼科の病棟でもあり、毎日何かしらの手術を行っている病棟です。大学病院は急性期医療の場であり、急性期を脱した患者さんは自宅の他、地域の病院や施設に戻るか、在宅でサービスを利用しながら生活をしていくことになります。入院期間が1週間程度の患者さんが多い中で、入院時の段階で退院時の状態を予測し、社会資源の利用について介入をしていく役割として、看護師はとても大きな存在です。病気を患ってから自宅での生活に不安を感じる患者さんは少なくないです。そんな患者さんたちのために、看護師、医師、MSW、ケアマネージャー等でカンファレンスを行うこともありますが、その場で患者さんの情報を引き出すのは圧倒的に看護師が多いです。また、患者さんの希望、ご家族の希望等を把握することが多いのも看護師です。そんな患者さんやご家族に寄り添った看護ができるよう日々精進しています。 私には子供が2人いますが、家族の協力もあり夜勤もしています。家族には寂しい想いをさせているかもしれませんが、この職業は子供達にも誇りを持って話しています。いつか子供達から『看護師になりたい』と言われる日を夢見てこれからも頑張りたいと思います。 それでは、当院でMSWをしており、救急科の患者さんの転院や生活状況の把握、退院後の生活を見据えたかかわりに日々尽力してくださっている金子幸太さんに次のバトンを渡したいと思います。
|
|
|
|
掲載日:2022/03/23 |
|
氏 名 |
京野 誠 |
|
職 種 |
薬剤師 |
|
所 属 |
さくらいわま薬局 |
|
趣味・特技 |
ポイ活、キャンプギア収集 |
|
ひとこと |
2022年4月1日よりさくらいわま薬局を事業継承し開局します。薬の相談や在宅訪問依頼などお気軽にご相談ください。 |
|
|
私から多職種へのメッセージ
|
細谷病院の田口敦さんからのバトンを受け取りました、さくらいわま薬局の京野誠と申します。はじめましての方も多いと思いますので簡単に自己紹介をさせていただきます。私は2000年に薬学部を卒業し、大手ドラッグストアに就職しましたが約1ヶ月後に無免許・飲酒運転・ひき逃げによる交通事故に遭い、それをきっかけに地元秋田市に戻ってきました。1年の休養を経て、保険薬局3年?総合病院8年?2011年7月から現在の薬局に入社し、さくらいわま薬局に勤務して10年が経ちました。そのなかで多くの経験をさせてもらい、今の薬剤師としての心構えが確立したと思います。そして、この度2022年4月に独立させていただき、開局する運びとなりました。 さて、他職種の会議で集まったときに薬剤師の仕事って何?と聞かれることも少なくないので簡単にまとめたいと思います。 薬剤師の勤務先としては、病院薬剤師、薬局薬剤師、ドラッグストア、行政、製薬会社、検査機関等と多岐にわたります。そのなかで私が勤務している保険薬局の主な仕事についてご紹介します。「対物業務 薬中心の業務」=処方箋を通して薬を正しく集めること、「対人業務 患者中心の業務」=処方内容のチェック・多剤・重複・残薬・減薬・飲み合わせの確認、血液検査データから個々の処方提案、生活像に合わせた服薬支援とフォロー、在宅医療、健康相談や受診勧奨などがあります。「薬を渡している人」と言われることもありますが、患者さんにお薬を説明する際には、頭の中で多くの事を考えながらお薬をお渡ししていますが、その部分がなかなか見えにくい職業でもあります。 対物業務から対人業務へシフトするなかで、実際の薬局の現場では患者さんからの聞き取りだけでは不十分なことが多いのも事実です。当薬局では在宅に移行するような場面で多職種の方と接する機会が多くを占めていますが、施設入所するとプツッと切れてしまい、その後の患者さんの行方が不明なこともしばしばです。多職種の皆さんからの情報源は非常に有用ですので、もしも差し支えなければお薬手帳の中に名刺などを挟んでいただけると連携のきっかけになると考えます。 話は戻りますが、当薬局では夜間休日当番、アンチ・ドーピング活動、学校薬剤師活動など地域活動にも取り組んでいます。4月1日に「ヨコカナ薬局」開局を迎えますが、患者さんの健康とその地域で安心して過ごしてもらえるように、もっと身近で寄り添えるような「かかりつけ薬局・薬剤師」を目指していきたいと考えていますので、今後皆さんと医療と介護連携を築いていければ思っておりますのでよろしくお願いいたします。 次回は、穏やかで優しさが伝わる「ひとむすび八橋」施設長の佐々木 卓さんに繋ぎます。よろしくお願いします。
|
|
|
|
掲載日:2022/03/07 |
|
氏 名 |
鎌田 まなみ |
|
職 種 |
医療事務 |
|
所 属 |
社会医療法人正和会 五十嵐記念病院 |
|
趣味・特技 |
ヨガ(RYT200修了) 旅行 |
|
ひとこと |
昨年10月RYT200修了しました |
|
|
私から多職種へのメッセージ
|
秋田大学高齢者医療先端医療センターの作業療法士の小玉鮎人先生よりバトンを受け取りました、社会医療法人正和会五十嵐記念病院医事課鎌田まなみと申します。小玉先生とは私の前部署で職種は違いますが共に医療介護の枠を超えて地域医療貢献を念頭に仕事をしておりました。 私は今の五十嵐記念病院に令和2年4月に異動となり、今年で2年目になります。以前は潟上市の同法人の小玉医院の医療事務として勤務しておりました。私のモットーは笑顔です。そのおかげで受付の看板娘と言ってもらい、多くの患者様から信頼されておりました。時には医師、看護、事務三職のパイプ役、また他施設、他医療機関のパイプ役としてお互いが気持ちよくスムーズに仕事が出来るよう心掛けておりました。潟上市にはコネクションが多いのですが、秋田市に異動となりコネクションがまだ少なく、このお話も悩みましたが、この多職種リレーを通して新しいコネクションが出来ればと思いお受けしました。 当法人は令和4年2月に、より公益性の高い社会医療法人正和会へ移行しました。当院を含め、医療系は内科・整形の有床診療所、眼科、歯科。介護系は特養、老健、ショート、GH、小多機、看多機等様々な施設、医療機関があります。患者様、家族にとって一番適切な施設が正和会のどこかにはあると思います。 今年は診療報酬改定もあり、新型コロナに特化した加算が決定しております。当院でも秋田県発熱相談センターからの紹介患者様を完全予約制ですが、受け入れしております。2月に入り紹介患者数は数倍となり、他院で検査キットがない、予約がもう埋まっていると何件も断られたなどと相談されることが多くなっております。首都圏ではすでにピークアウトと言われていますが、東北では今なお過去更新をしております。現場にいて感じることは、秋田県の医療崩壊が近づいているのではと不安になる今日この頃ですが、当院としても少しでも地域の皆様の不安を払拭出来ればと考えております。 次回は私の旧友で秋田県の医療の最前線、秋田大学医学部附属病院看護部の石川奈津子さんにバトンを繋ぎたいと思います。よろしくお願いします。
|
|
|
|
掲載日:2022/02/25 |
|
氏 名 |
田口 敦 |
|
職 種 |
医療ソーシャルワーカー |
|
所 属 |
細谷病院 |
|
趣味・特技 |
バイクツーリング |
|
ひとこと |
気軽に電話して下さい |
|
|
私から多職種へのメッセージ
|
秋田赤十字病院の佐藤悠一さんからのバトンを受け取った細谷病院の田口敦と申します。現在の職場で医療事務と相談員を兼務して30年以上が過ぎ、介護保険制度がなかった頃が良くも悪くも忘れられない世代です。 私の勤務する細谷病院はベッド数107床の療養病床を有し、訪問診療・往診などを行っている外来部門があり、主に秋田市の東部・南部・西部・河辺エリアなどの地域から依頼に応じています。 今まで数多くの在宅診療を行ってきましたが、ゴミ屋敷状態の自宅や身寄りのない方、ネグレクトや8050問題など皆さんも関わることが少なくはない事例がありました。その中で多職種連携として記憶に残っている事例に関してお話したいと思います。数年前のことになりますが、急性期の病院を退院して訪問診療や介護保険などのサービスを受けながら家族と一緒に自宅で療養生活を送りたいと希望する方からのお話があり、当院の在宅担当の医師に相談して当院で引き受けることになりました。ご本人やご家族、ケアマネジャー、訪問看護師、訪問介護員、福祉用具専門相談員、入院先看護師・MSWが集まり退院に向けての話し合いが行われ、自宅での療養に向けてご本人やご家族の希望を踏まえて大まかな方針や利用するサービスなどが決めて退院に向けて動き始めました。 退院した当日に、ご本人やご家族の方には騒がしく迷惑を掛けたかもしれませんが関係者一同が自宅に集合しました。ご本人をはじめとしてご家族・友人、当院の医師・看護師・相談員、ケアマネジャー、訪問看護師、訪問介護員、福祉用具専門担当員、薬剤師などが集まり診療や介護サービス、必要物品や高カロリー輸液・麻薬注射剤などの薬剤、福祉用具などを本人の状態や療養環境を踏まえながら問題点や今後起こりうることなどを相談していきました。なにはともあれ、ご本人やご家族の方がこれから始まる自宅での療養生活が不安なく快適に過ごせしていくことを目標にしました。満足のいく療養生活ができたか確認はできませんでしたが、関わった方々はベストを尽くしたつもりです。 少子高齢化や生活や生き方の多様化していく中で色々な場面と接していくことが予想され、必要に応じた医療や介護や様々な社会資源を活用していくことがますます必要となり、職種の違いを超えた連携=協力が重要になると思います。これからも皆さんと同じ思いを共有して協力していきたいと思います。 ペンリレーはさくらいわま薬局の管理薬剤師の京野誠さんにお願いしたいと思います。4月1日から新規オープンして在宅の患者さんにも情報・サービス提供などに力を入れていくとのことでした。よろしくお願いいたします。
|
|
|
|
掲載日:2022/02/01 |
|
氏 名 |
小玉 鮎人 |
|
職 種 |
作業療法士 |
|
所 属 |
秋田大学高齢者医療先端研究センター |
|
趣味・特技 |
DIY |
|
ひとこと |
講話や運動教室、訪問リハビリのご依頼お待ちしております。 |
|
|
私から多職種へのメッセージ
|
川元地域包括支援センターの遠藤様からバトンを受け取りました、秋田大学高齢者医療先端研究センターの小玉鮎人と申します。遠藤様には時に無茶ぶりもありますがいつも住民の方だけでなく地域の現場で活躍されている多職種の方との架け橋にもなっていただいており、感謝しております。 さて、私が勤務している高齢者医療先端研究センターですが、秋田県の健康寿命日本一を目指して、秋田県、県医師会、秋田大学による三位一体の取り組みとして高齢者のための健康づくりを推進しています。私自身は認知症やフレイルを専門として、県内のMCIやフレイル有病率の調査や認知症治療に関する研究を本業としております。本学に赴任する前は、作業療法士として医療機関や介護施設に20年弱勤めており、その中で軽度から重度認知症に至る方まで、ケアやリハビリテーションを試行錯誤しながら実践していました。整形外科疾患や中枢神経疾患の患者さんに関しては、急性期からプロトコールが確立されている一方で、認知症の患者さんに関しては一貫とした対応や治療が未だ解明されていないことに痛感しておりました。このような状況下で、当センターでは認知症の予防や治療薬の効果検証をするための「オレンジレジストリ」といった国内最大のデータ収集を2018年から行っており、4年目を迎える今では、秋田県内の高齢者1153名(R4年1月現在)が参加されています。秋田市に関しては、昨年参加された方の4%がフレイルに該当していましたが、国立長寿医療研究センターがまとめた昨年の全国平均8.7%に対して良好な結果です。とくに近年の新型コロナウイルス感染症による活動自粛が世界各国でフレイルの急激な増加傾向を助長して、日本でもいわゆる「コロナフレイル」の問題が深刻化されている中で幸いにも秋田県ではそのような影響をさほど受けていないことが分かっています。これについては一人一人の意識だけでなく、高齢者を支えている多職種のサポートが本当に大きなものであり、とくにサークル活動や集いの場を斡旋している方々にとっては開催の決定から感染対策において苦労されたことと思います。このような取り組みの成果が秋田県の健康寿命日本一に今後繋がっていくことを期待しております。 最後に、今年1月からケアコンプレックス高清水訪問看護ステーションに非常勤として従事することとなり、今後訪問リハビリの立場としても皆様と関わっていくことができれば幸いです。どうぞよろしくお願い致します。次回は、院内外問わず医師とのパイプ役として頼りになる、五十嵐記念病院の事務鎌田まなみさんへバトンを渡したいと思います。
|
|
|
|
掲載日:2022/01/17 |
|
氏 名 |
佐藤 悠一 |
|
職 種 |
医療社会事業司(社会福祉士・精神保健福祉士) |
|
所 属 |
秋田赤十字病院 |
|
趣味・特技 |
旅行(コロナ渦で行けてませんが・・・)、バスケット観戦 |
|
ひとこと |
今年は対面の研修会がたくさん開催できるといいですね! |
|
|
私から多職種へのメッセージ
|
皆さま、こんにちは。介護老人保健施設「かみの里」照井さんよりバトンを受け取りました、秋田赤十字病院の佐藤悠一と申します。私は秋田県秋田市育ちで県外の大学卒業後、秋田に戻り就職をし、医療機関の相談員として早14年が経ちました。以前から私のことをご存じの方もいると思いますが、現在の職場の前は療養型病院で10年以上勤務しており、令和2年から今の職場でお世話になっているところです。 さて、私が勤務する秋田赤十字病院の患者支援センターの紹介になりますが、平成26年の地域医療支援病院指定を契機に、以前から設置されていた、「相談室」「地域医療連携室」「がん相談支援」「在宅療養支援」「入退院支援」に、病床管理部門を統合して発足しました。各部門間で必要な情報を共有し、専門性を提供しあうことで、それまで以上に、患者さんや地域の医療機関・福祉施設のお役に立てる組織を目指しております。 現在、相談室には6名の社会福祉士が在籍しており、日々外来・入院患者さんの様々な問題について支援しています。当院には救命救急センターがあり、ドクターヘリで搬入される患者さんも多く、中には身元不明、身寄りがない方などの社会的支援をすることも年々増加しています。その中で最近は「身寄りがない方の医療同意の在り方、看取り時の対応」等について相談員の立場としてどのような介入が出来るのか日々悩まされているところです。 今回の執筆にあたり声をかけていただいた照井さんとは、秋田市在宅医療・介護連携センターの研修会の共催等で協力をさせていただいております「あきた中央医療連携実務者ネットワーク」という会で親交を深めました。今では当たり前になった「顔の見える連携」作りが、今の自分自身の財産であり、相談員という仕事を続けていく活力にもなっています。自分が困ったとき、相手が困っているときに助け合える、また想いを共有してくれる、たくさんの仲間がいることは幸せなことだと思います。現在、コロナ渦で直接会える機会はほぼ0になりましたが、終息を願いながら今後も皆さまとの出会いやつながりを大切にしていきます。 次のバトンは私がもっとも尊敬し信頼を寄せる、秋田では知らない人がいない「細谷病院 医療相談員 田口敦さん」へバトンを渡したいと思います。よろしくお願いします。
|
|
|
|