掲載日:2023/04/03 |
|
氏 名 |
阿部 隼己 |
|
職 種 |
相談員(社会福祉士) |
|
所 属 |
社会福祉法人秋田県厚生協会 救護施設玉葉荘 |
|
趣味・特技 |
音楽鑑賞、映画鑑賞(1.25倍速で鑑賞することにハマっています) |
|
ひとこと |
お気軽に連絡をお待ちしております。 |
|
|
大切にしていること
|
秋田市雄和にあります救護施設玉葉荘の阿部隼己と申します。学生時代から遊びの限りを尽くしてきた菊地俊彦さんと仕事上で初めて関わる事の出来た記念すべきこのバトン、確かに受け取りました。 菊地(敬称略)との思い出に浸りつつ、この連絡を貰った時に彼が言っていた「隼己さんなら書けます。大丈夫です。」という何の確証もない一言を時折思い出しながら、筆を執っている次第です。 まずは当施設の紹介から。救護施設玉葉荘は身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて日常生活を送るのが困難な人たちが、健康に安心して生活するための措置施設です。実際に当施設では3障害(身体、知的、精神)や重複障害、アルコール依存症、ホームレスの人といった、多様な人たちが生活しています。年齢も20代から80代まで幅広い方が入所しており、コロナ禍以前は職員と共に利用者が農作業や園芸に汗を流し、夏になると毎年県内外に外泊旅行へ行くといった、活動的な施設です。 そんな施設に勤めている私が大切にしていることは、『人との繋がり』です。福祉用語らしく言うと『多職種連携』ということでしょうか。私は当施設で相談員として勤めていることから、入所に係る問い合わせを頂くことが多いです。その際に「玉葉荘の入所対象者はどのような人か?」という質問を頂く場面があり、その度に救護施設の認知度の低さを痛感しておりました。しかし関係機関の方々との繋がりを大切にしていく中で、今では救護施設の社会資源としての位置づけを理解して頂けている方も増えたのではないかと感じております。実際に生活保護未受給で単身生活を送ることが困難になった方が当施設に入所した際は、行政、医療、福祉といった多職種が救護施設を理解した上で、協働して支援することができ、人との繋がりの賜物だなと感じました。 また、私生活でも人との繋がりを大切にしています。例えば買い物をする際も、何を買うか以上に、誰から買うかによって心の満たされ方に違いがあると感じています。私が「あの人から買ってよかった」と思うように、私自身も「あの人に連絡してよかったと」思って頂ける相談員になれるように、これからも精進して行きたいと思います。そしてこのトークリレーをきっかけに玉葉荘を知って頂き新たな繋がりが出来ることを楽しみにしております。 次のバトンは10代からの友人であり、お互いの子供たちも仲良しな社会福祉法人遊心苑通所リハビリテーション事業所の佐藤侑香さんに渡します。宜しくお願いします!
|
|