掲載日:2022/05/06 |
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氏 名 |
金子 幸太 |
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職 種 |
医療ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士) |
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所 属 |
秋田大学医学部附属病院 |
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趣味・特技 |
料理、ランニング、ドラマ鑑賞 |
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ひとこと |
「やまない雨はない・明けない夜はない」 |
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私の仕事の魅力
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秋田大学医学部附属病院看護師 石川奈津子さんよりバトンを受け取りました。石川さんと同じく秋田大学医学部附属病院 地域医療患者支援センター・がん相談支援センター(以下:当センター)で医療ソーシャルワーカーを務めている金子幸太です。 当センターは医師2名・看護師21名・ソーシャルワーカー4名・事務4名の計31名です。うち、退院支援・相談支援実働スタッフは看護師11名・ソーシャルワーカー4名の計15名体制となっています。スタッフが担当制を敷き、日々担当部署の退院支援関連業務や関係機関との連絡調整、社会的問題・経済的問題を抱える患者様の相談対応に勤しんでおり、私は精神科・心臓血管外科・循環器内科・血液内科・腎臓内科・膠原病(リウマチ)内科・高度救命救急センターを担当させていただいております。 当方、家族が何故か医療関係の職に就いている人が多く、なんとなく物心ついた頃から病院で働くと言うことの意識が高かったと思います。そんなこんなで、大学進学の時を迎え、当時の世の中は超高齢化社会に備えるべく福祉専門職の人材養成という時代の流れがあり、福祉系大学に進学することとしました。医療系の仕事に就きたい、時代の要請に合わせた専門職になりたいと考え医療ソーシャルワーカーを志すことにしました。大学時代は、講義はそこそこでバイト・釣り・国試勉強・病院実習に明け暮れた4年間でしたが、目標に向かって多分一番努力した時期でもあり、非常に充実した学生生活だったと振り返ります。 大学を卒業し、縁あって地元の精神科病院でPSWとして3年勤務しました。入職当初は自身力不足を自覚することが多く、そのような自分に葛藤とを覚える毎日でした。 精神科病院での勤務は病院内にとどまらず、病棟業務・患者宅への訪問・時に未収金の回収といったものもあり、今となってはとても貴重な経験でした。さらに経験と知識を得るべく、2006年に現職に就かせていただき、あっという間に16年が経ちます。表現は粗末ですが、ソーシャルワーカーという職種は病院内では数が少なくマイナーな職種であるものの、「いないと困る」得も言われぬ希有な職種だと自覚しているところです。また、支援を通して困難を抱える患者から多くの「人生の教訓」を学び、自分自身が生活力や生きる術を養うことが出来る職種であると考え、それがこの仕事の魅力と考えています。今後も困っている人の為に役に立つ仕事が出来るよう、「感謝の気持ち・謙虚な気持ち・敬意の気持ち」を忘れずに頑張っていきたいと思います。 私からは、日々業務で大変お世話になっている頼もしい看護師さん、パリケア訪問看護ステーションの小柳沙緒里さんにペンリレーを託したいと思います。
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