掲載日:2022/06/01 |
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氏 名 |
小栁 沙緒里 |
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職 種 |
看護師 |
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所 属 |
パリケアあきた訪問看護ステーション |
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趣味・特技 |
ドライブ、旅行、庭いじり |
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ひとこと |
仕事も家庭も大切に。 |
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私の仕事の魅力
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秋田大学医学部附属病院のMSW金子幸太さんよりバトンを受け取りました、パリケアあきた訪問看護ステーションの看護師の小栁沙緒里です。 当ステーションは、看護師9名、理学療法士1名、作業療法士1名、事務2名の計13名のスタッフがおります。 当ステーションは、丁寧・親切をモットーに利用者さんが笑顔で過ごせるお手伝いをするとともに、働くスタッフ自身も楽しく働けることも重要にしています。私は、子供二人、猫2匹を育てる母であり、出産を経て仕事復帰をした時は、仕事と育児の両立にとても悩みました。秋田生まれ、秋田育ち、看護の全ては秋田で教えてもらったと言ってもいいほど、秋田っ子です。今、全力で秋田に恩返しをしています。 秋田大学医療技術短期大学部を卒業し、秋田県立衛生看護学院で保健師資格を取得後に秋田大学医学部附属病院に勤務しました。(金子さんとの出会いは、この時からになります。長い付き合いとなりました。)仕事と家庭の両立に悩んでいた時に異動した外来で、受診してくる患者さん達の「夜はどうしたらいいの?」「次の予約まで1か月もあるの?」という声がとても多い事に気がつきました。病気を持ちながら生活をする不安を目の当たりにしたのです。「そうだ!私が訪問すればいいんだ!」と思った事がきっかけで、訪問看護の道へ進み現在に至ります。24時間体制である当ステーションで働くには家族の理解がなければ続ける事ができません。家庭に若干(?かなり?)の迷惑をかけながらも、楽しく仕事ができているのは、とてもありがたい事だと感じています。時には、訪問先のご家族・利用者さんから「早く帰りなさい。子供が待ってるわよ。」と母や父のように声をかけて頂きます。 昨年は、スタッフ3名が妊娠・出産というミラクルに出会いました。スタッフが幸せに暮らしていると、不思議と利用者さんも幸せになります。また、利用者さんから優しい言葉かけをもらい、私たち看護師も幸せになるという連鎖があります。看護師として訪問しているはずなのに、利用者さんとまるで家族になったかのような会話が絶えないのです。 看護師は、離職率の高い仕事の一つです。だからこそ、楽しく続けられる方法を常に考えています。現在、私は管理者という立場にあります。利用者さんの幸せとともにスタッフの幸せを常に願って仕事をしています。 在宅での仕事は、多職種連携がかかせません。病院勤務時代よりはるかに他職種と言葉を交わす機会も増えましたし、コミュニケーションスキルもあがりました。そんな在宅で出会い、いつもたくさんの事を指導して下さる山王胃腸科院長の最上希一郎先生に次のバトンを引き継ぎたいと思います。
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