掲載日:2023/06/15 |
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氏 名 |
畠山 水香 |
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職 種 |
主任介護支援専門員 |
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所 属 |
ア・ラ・ヤでデイ指定居宅介護支援事業所 |
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趣味・特技 |
家庭菜園 |
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ひとこと |
正直に生きる |
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大切にしていること
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ア・ラ・ヤでデイ居宅介護支援事業所にて主任介護支援専門員として勤務しております、畠山水香と申します。この度は、らいく訪問看護ステーションの加賀谷純一様よりバトンを受け取らせて頂きました。日頃より、加賀谷様の温和な対応や的確な判断・アドバイスに助けて頂き、また私自身も勉強をさせて頂いております。絶対的信頼のおける訪問看護のスペシャリストです。これからもどうぞよろしくお願い致します。 私が勤務しております居宅介護支援事業所は、在宅で生活をされている高齢者の、介護保険サービス利用のためのケアプランを作成しております。私を含め5人のケアマネがおります。年代や経験も様々ですが、バランスの良い5人だと感じております。 私が大切にしている事は、一緒に働いてくれている仲間に感謝することです。私は今年の4月まで約16年間事業所の管理者をしていました。初めは2人だったのが、今では5人となりました。4人は、お互いを思いやり協力し合える人たちです。仕事は一人ではできません。一緒に働いてくれる人がいるからこそ成り立っています。 感謝の気持ちを伝えるために、相手の名前を呼び「ありがとう」と言葉にするようにしています。フォローしてもらったら「すみません」ではなく、「ありがとう」と言います。私の事業所では「ありがとう」がたくさん飛び交います。働いていてとても気持ちが良いです。今年の5月、管理者を信頼している後輩に託し、私は居宅、通所介護、小規模多機能、サ高住の統括マネージャーとなりました。居宅事業所だけではなく、すべての事業所で「ありがとう」が飛び交うことを願い、すべての職員に感謝しながら「人材」から「人財」にしていきたいと思っております。 私たち介護支援専門員の仕事であります在宅介護支援には、医療との連携が大切です。相談させて頂ける先生方がたくさん増えてきており、心強く思っております。私のバトンは、秋田往診クリニックの市原利晃先生にお渡し致します。病院での診察だけではわからない住環境やご家族の介護力も見て下さり、一緒にケア方針を考えて頂けるとても信頼できる先生です。感謝です。そして、いつも優しく対応して下さる秋田往診クリニックの看護師さん方にも、感謝感謝です。
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掲載日:2023/06/01 |
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氏 名 |
工藤 茜 |
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職 種 |
作業療法士 |
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所 属 |
社会福祉法人遊心苑 訪問リハビリテーション事業所 |
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趣味・特技 |
おいしいものを食べること飲むこと |
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ひとこと |
訪問リハビリ2年生です。リハビリで体も心も元気に! |
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大切にしていること
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いつも笑顔で行動力のある遊心苑通所リハビリテーション事業所の佐藤侑香さんよりバトンを受けとりました。同法人の遊心苑訪問リハビリテーション事業所で作業療法士をしている工藤茜と申します、どうぞよろしくお願いします。 当事業所について紹介させていただきますと、リハビリが必要と主治医が認めた在宅で生活している方に対し、訪問してリハビリを行っており、現在2名の作業療法士が13:15~17:00の間、車を走らせて皆様のご自宅に伺っています。病院や施設でのリハビリとは違い、ご自宅というプライベートな空間で、より実践的な練習ができることやご家族とすぐに話ができることが訪問リハビリの特徴であり、訓練用具も限られますので、ご自宅にあるものを工夫して使いながら、運動や動作練習を行っています。サービス提供範囲は、遊心苑から車で往復30分くらいの距離と定めておりますので、お気軽にお問い合わせください。 さて、私の「大切にしていること」ですが、それは「地域を知ること」です。というのも、私は主人の転勤のため10年程県外を転々とし、様々な病院や施設で勤務をしてきました。初めての土地、聞き慣れない方言、知らない伝統に驚いたり、悩んだりする中で、この地域にはどんな歴史があり、どんな文化があるのかを知ることは自然と必要になっていきました。図書館に行き、重い本を開いてみる方法もあったでしょうが、名所を巡ったり、お祭りを見に行ったり、おいしい郷土料理を食べたり、その土地で暮らす人と話したりすることが、地域を知る近道になっていました。 今考えると、りんご畑を見るとスラスラと単語が出てくる認知症の方と散歩したことも、日曜日のミサに行くために階段を登る練習をしたことも、職場復帰予定の漁師さんと魚卵の仕分けの練習をしたことも、その地域を知らなければできなかったアプローチだったように思います。 リハビリをする際、「病気ではなく、その人を診るように」と言われますが、地域を知ることはその一助になります。久しぶりに帰ってきた秋田ですが、まだまだ知らないことが多く、これからも秋田を再発見しながら、利用者様のリハビリに生かし、取り組んでいきたいと思っています。 次のバトンは、いつも利用者様・ご家族の気持ちに寄り添い、最善のサービスを考えてくださる、ひだまり居宅介護支援事業所の田沢博志様に繋ぎたいと思います。田沢さん、よろしくお願いします。
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掲載日:2023/05/22 |
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氏 名 |
加賀谷 純一 |
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職 種 |
看護師 |
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所 属 |
らいく訪問看護ステーション |
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趣味・特技 |
日本酒、BBQ、スノーボード |
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ひとこと |
初心忘るべからず |
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大切にしていること
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らいく訪問看護ステーションの加賀谷純一と申します。この度、日ごろからお世話になっている市立秋田総合病院患者サポートセンターの高橋将太様よりバトンを受け取りました。高橋様の思いやりある自然体の優しさにいつも助けられています。これからもよろしくお願い致します。 私は、良好な関係はお互いの信頼と思いやりの上に成り立つと考えています。思いやりを大切に、日々出会う人とのコミュニケーションを楽しみたいと思っています。そんな私が大切にしていることは、目標を持つ人を全力で応援することです。 私が勤務しているらいく訪問看護ステーションでは、看護師7名と理学療法士3名の計10名で日々訪問しています。看護師と理学療法士が連携して訪問する事で、利用者の目標設定(本人の希望)を高める事を可能にしています。看護師だけでは叶わなかったADL・IADL向上により、QOLが改善した利用者も数多くいます。利用者やそのご家族の意思決定を支援し、ご自身で目標達成する事を全力で応援できる訪問看護ステーションを目指しています。 らいく訪問看護ステーションは、子育て中のスタッフが多数、常勤で活躍してくれています。看護師として常勤で働き続けたいけど、子育てや習い事、学校行事のサポートなど家庭の事も大切にしたいという目標を管理者として全力で応援しています。 その私も2人の子供を持つ父親。現在高校生の長女は4歳からダンスを習い、中学生の頃から県外へ大会やイベントに通う機会が増えています。次女は中学校入学後、バスケットボール部に所属し今年が最終学年です。少ない部員数ですが和気藹々楽しく、残りの短い時間に全力を注いで欲しいです。娘とはよく話し合ってその時々の目標を確認し、本人の希望や目標に親として全力でサポートしてきましたが、それ以上に2人からは何ものにも代え難い経験をさせて貰い、親同士の友人も増えました。親同士も悔し涙を流したり、歓喜のハイタッチをするほど感情がこみあげる時間も大切な思い出です。 当たり前かもしれませんが、応援って1人でするより多数でする方が目標達成に近づけると最近感じています。子供たちの応援もそうですが、看護師として感じる事は障がいや病気を患っている利用者が住み慣れた我が家で、その人らしく生活する為にはご家族を筆頭にその方に必要な職種がチーム、応援団、として連携する事が大切だと思います。しかし、多ければ良いってものでは無く、そこには個別性を意識したアセスメントが大切だと思います。そんな的確なケアマネジメントを展開し、多職種連携を実践しているア・ラ・ヤでデイ居宅介護支援事業所の畠山水香様に、尊敬の気持ちを込めて次のバトンを託したいと思います。
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掲載日:2023/05/09 |
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氏 名 |
佐藤 侑香 |
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職 種 |
介護福祉士 |
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所 属 |
社会福祉法人 遊心苑通所リハビリテーション事業所 |
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趣味・特技 |
物作り、映画鑑賞、お花を愛でる(ドライも好きです) |
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ひとこと |
バックナンバーを拝見して様々な職種を知ることができ、とても勉強になりました。 |
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大切にしていること
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社会福祉法人遊心苑 通所リハビリテーション事業所で介護福祉士として働いております佐藤侑香と申します。この度、社会福祉法人秋田厚生協会救護施設玉葉荘の阿部隼己さんよりバトンを受け取りました。彼とは共に福祉を学び、時には遊び、今ではパパ友。誕生日も1日違いというミラクルです。ですが、福祉業界で繋がる事はなかなか無く、ようやくこのような形で繋がる事ができとても嬉しく思います。 私が勤務しているのは、添川にあります社会福祉法人 遊心苑通所リハビリテーション事業所です。デイサービスと同じでは?と思われた方にもう少し細かく説明させて頂きますと、在宅で生活されているご利用者様の身体機能の回復や維持・認知機能の改善を目指し、医師の指示のもと日帰りでリハビリを行いながら生活機能の向上を図ります。入浴介助や食事、レクリエーション等の提供も行っております。笑顔の多い素敵な事業所です。 そして、本題であります私が大切にしていることは、ズバリ「感謝の気持ち」です。他にはないかと色々と考えてみましたが、これに勝る物はありませんでした。いつも元気に通ってくださるご利用者様、ご利用者様を支えてくださっているご家族様、ケアマネ、訪看、訪リハ、ヘルパー、福祉用具事業者の皆様。いつも見事なチームワークを発揮される職場の皆さんにも日々感謝です。通所リハビリで働いていると一人のご利用者様を支える為に、多職種が見えない糸で繋がっている事を強く実感します。そして、仕事を理解してくれている家族にも感謝です。こうなってくるともう全てに感謝ですね。介護の仕事を始めてから 13 年になりますが、いつも支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに共に支え合いながら、介護の仕事に誇りを持ってこれからも楽しく働いて行けたらと思います。それでは次は、同法人で共にご利用者様の在宅生活を支えております、訪問リハビリテーション事業所の作業療法士、工藤茜さんにバトンを渡したいと思います。
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掲載日:2023/04/28 |
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氏 名 |
高橋 将太 |
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職 種 |
社会福祉士・精神保健福祉士 |
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所 属 |
市立秋田総合病院 患者サポートセンター |
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趣味・特技 |
T2ジェネラルSC |
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ひとこと |
これからも皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いします。自分も頑張ります。 |
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大切にしていること
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私は市立秋田総合病院の高橋将太と申します。この度は日頃より当院の無茶なお願いばかり聞いていただいている秋田回生会病院医療相談室の石塚優吾様よりお声がけいただきバトンを受け取らせていただきました。 私は主に入院・外来問わず精神科分野の業務を行っておりますので、今回は当院の精神科についてご紹介させていただきます。 以前は統合失調症や気分障害の患者様が多かった印象ですが、当院は秋田県認知症疾患医療センターとしての機能も持っていますので最近は認知症の患者様が増えてきている印象です。認知症のことでお困りの際は是非当疾患センターにご相談ください。 精神科の入院病棟は新病院12階に配置されました。控えめに言って眺めがサイコーです。病床数は45床(閉鎖22床・開放23床)で個室が15室(内保護室2室)、2人部屋が15室となっています。旧病院では最大6人部屋でしたが、新病院では個室を増やし、ゆっくり休まれたい方や個室での観察が必要な方などどのような方でも対応できるように配慮されています。当院の特徴は身体合併症を有する精神疾患患 者様の治療が行えるという部分です。ご本人やご家族のみならず、ケアマネジャーや他院からの入院相談にも対応しております。 さて、今回より「大切にしていること」がテーマと伺い、自分が大切にしていることは何なのか文章の締め切り日を超えて考えてみました。 自分は何事にも「遊び」を大切にしています。チャットGPTによると「遊び」とは、『自由な時間を楽しみながら行う様々な活動で、ゲームをすること、スポーツをすること、家族とでかけること、友達と遊ぶことなど様々な形態があり、最も大切なのは、楽しい時間を共有できるということ』だそうです。確かに家族や友人たちとの遊びは人生を豊かにしゆとりを与えるものですが、私のいう「遊び」と は、自動車や自転車のブレーキの遊びのことを指します。 何事も根詰めて取り掛かると、視野が狭くなり、余裕がなくなり、イライラしてしまいますよね。だからこそ心のどこかに「遊び」の部分を残すことによって、ストレスを回避していきます。調べたら心理学的にはメタ認知って言うんですね。 ソーシャルワーカーは、軸はしっかりと持ちながら俯瞰的かつ柔軟な視点が必要だと考えます。そのためには「遊び」がなければ一点集中、強行突破になりかねません。先日も身寄りのない仙台に自宅のある患者さんがどうすれば確実に仙台にたどり着くことができるのかと考えた時に、仙台まで一緒に行くか、秋田駅まで確実に見送るかという選択肢を持ち患者さんと直接相談したところ、その患者さんは高速バスで帰ると言いました。そこではっとさせられました。新幹線だと大曲以降仙台につくまで自由に降りることができますが、高速バスだと途中パーキングエリアでの休憩はあるものの、仙台高速バスセンターまで途中下車はできません。その患者さんはそこまで考えて話したことではないでしょうが、このことで自分の視野の狭さに気付かされました。このようなことがある度に「遊び」は大切だなと振り返っています。 最近、自分の息子も「遊び」の部分を試してきます。これくらいふざけても怒られないな、とか、このくらいならお菓子を食べても怒られないな、とかこちらをちらちら見ながら駆け引きしてきます。そういった感覚を養うのは大切なことですが、自分の嫌な部分は似ないでほしいものです。 次のバトンはいつも頼りにさせていただいている、らいく訪問看護ステーション管理者加賀谷純一様にお願いしたいと思います。加賀谷さん、よろしくお願いします。
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掲載日:2023/04/03 |
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氏 名 |
阿部 隼己 |
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職 種 |
相談員(社会福祉士) |
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所 属 |
社会福祉法人秋田県厚生協会 救護施設玉葉荘 |
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趣味・特技 |
音楽鑑賞、映画鑑賞(1.25倍速で鑑賞することにハマっています) |
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ひとこと |
お気軽に連絡をお待ちしております。 |
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大切にしていること
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秋田市雄和にあります救護施設玉葉荘の阿部隼己と申します。学生時代から遊びの限りを尽くしてきた菊地俊彦さんと仕事上で初めて関わる事の出来た記念すべきこのバトン、確かに受け取りました。 菊地(敬称略)との思い出に浸りつつ、この連絡を貰った時に彼が言っていた「隼己さんなら書けます。大丈夫です。」という何の確証もない一言を時折思い出しながら、筆を執っている次第です。 まずは当施設の紹介から。救護施設玉葉荘は身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて日常生活を送るのが困難な人たちが、健康に安心して生活するための措置施設です。実際に当施設では3障害(身体、知的、精神)や重複障害、アルコール依存症、ホームレスの人といった、多様な人たちが生活しています。年齢も20代から80代まで幅広い方が入所しており、コロナ禍以前は職員と共に利用者が農作業や園芸に汗を流し、夏になると毎年県内外に外泊旅行へ行くといった、活動的な施設です。 そんな施設に勤めている私が大切にしていることは、『人との繋がり』です。福祉用語らしく言うと『多職種連携』ということでしょうか。私は当施設で相談員として勤めていることから、入所に係る問い合わせを頂くことが多いです。その際に「玉葉荘の入所対象者はどのような人か?」という質問を頂く場面があり、その度に救護施設の認知度の低さを痛感しておりました。しかし関係機関の方々との繋がりを大切にしていく中で、今では救護施設の社会資源としての位置づけを理解して頂けている方も増えたのではないかと感じております。実際に生活保護未受給で単身生活を送ることが困難になった方が当施設に入所した際は、行政、医療、福祉といった多職種が救護施設を理解した上で、協働して支援することができ、人との繋がりの賜物だなと感じました。 また、私生活でも人との繋がりを大切にしています。例えば買い物をする際も、何を買うか以上に、誰から買うかによって心の満たされ方に違いがあると感じています。私が「あの人から買ってよかった」と思うように、私自身も「あの人に連絡してよかったと」思って頂ける相談員になれるように、これからも精進して行きたいと思います。そしてこのトークリレーをきっかけに玉葉荘を知って頂き新たな繋がりが出来ることを楽しみにしております。 次のバトンは10代からの友人であり、お互いの子供たちも仲良しな社会福祉法人遊心苑通所リハビリテーション事業所の佐藤侑香さんに渡します。宜しくお願いします!
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掲載日:2023/03/15 |
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氏 名 |
石塚 優吾 |
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職 種 |
精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士) |
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所 属 |
秋田回生会病院 医療相談室 |
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趣味・特技 |
猫と遊ぶこと(癒されます)。 |
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ひとこと |
今後もよろしくお願いいたします。 |
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私の仕事の魅力
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この度は、日頃より、退院支援等において大変お世話になっている、介護老人保健施設ふれ愛の里支援相談員 仁部陽子様よりバトンを受け取りました。秋田回生会病院で精神科ソーシャルワーカーを務めている石塚優吾と申します。 当法人については、バックナンバー57で紹介させていただいておりますので、当法人のホームページ(URL:http://www.kaisei.hello-net.info/)と合わせて、ご覧いただければ幸いです。ひとつ当法人のソーシャルワーカーの配置について補足させていただきますと、現在、14名のソーシャルワーカーが在籍し、病院(精神科単科)、デイケア、生活訓練事業所、グループホーム、相談支援事業所で勤務しています。 私は病院のソーシャルワーカーとして勤務しており、今年で勤続20年となります。入職した当時を振り返ると、統合失調症や認知症の相談が多かったですが、現在は、認知症の相談が更に増加し、依存症(アルコール、ギャンブル、薬物依存)、発達障害等の相談が増えています。支援の対象者も10代から90代と幅広く、最近は90代の入院も増えており、高齢社会を実感しております。相談内容も受診や入院のみならず、医療費の相談、身寄りがない方の葬儀など多岐に渡り、「死にたい」等と切迫したものもあり、悩ましい日々を過ごすことも少なくありません。私たちが受ける相談は、病名が同じでも、相談者の家庭環境や経済環境等、何一つ同じものがありません。中には支援が難しいケースもありますが、困っている人の助けになれること、人のために何か行動できることは、私の仕事の魅力であり、やりがいであると感じています。 入職時と比べ、幅広い疾患の理解、医療・介護のみならず生活全般の支援が求められており、適切な支援が行えるよう、自己研鑽の必要性をひしひしと感じています。又、患者さんの望む生活を実現するためには、医療・介護分野に限らず、他職種の皆様との連携や協力が必須となりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 私のバトンは、いつも冷静沈着で頼りにさせていただいている、市立秋田総合病院・患者サポートセンター MSW高橋将太様へ繋ぎたいと思います。高橋様、快く受けてくださりありがとうございます。
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掲載日:2023/03/01 |
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氏 名 |
菊地 俊彦 |
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職 種 |
専門員(社会福祉士/介護福祉士) |
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所 属 |
秋田市社会福祉協議会 秋田市権利擁護センター |
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趣味・特技 |
料理をしながらお酒を飲むのが得意です。 |
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ひとこと |
成年後見等の権利擁護支援に関するご相談がありましたらお気軽にご連絡下さい。 |
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私の仕事の魅力
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秋田市社会福祉協議会 秋田市権利擁護センターの菊地俊彦と申します。この度、日頃から大変お世話になっている生活訓練事業所 紫陽花の管理者 池田公平様よりバトンを預かりました。このような機会をいただいたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。 はじめに、当センターの紹介をさせて頂きます。秋田市権利擁護センターは令和4年1月、秋田市より「成年後見制度利用促進事業(中核機関)」を一部受託したことを機に秋田市社会福祉協議会に設置されました。権利擁護支援が必要な方を適切に支援に繋げていくことを目的に、成年後見制度等に関する総合相談窓口として、制度の利用相談や普及啓発、司法や福祉や地域の関係者の連携整備等に取り組んでおります。他にも判断能力に不安のある方に対して、福祉サービスの利用援助を中心とした金銭管理を行う『日常生活自立支援事業』、また秋田市社会福祉協議会が法人として後見人となる『法人後見事業』も実施しており、センターはこれら3つの事業を総合的に行うことで切れ目のない支援を目指しております。 さて、トークテーマである「私の仕事の魅力」についてですが、やはり利用者や家族との関わりの中で感謝の言葉をいただくことではないでしょうか。成年後見制度と聞くと「敷居が高い」や「手続きが煩雑」といったイメージが先行しており、申立を検討している相談者からは様々な不安の声が聞かれます。法律上、私たちが申立書類を代行作成することはできませんので、制度の概要や書類の書き方を可能な限り分かりやすくお伝えすることを心がけています。また、申立に関しては制度の性質上、一度後見人等が選任されると判断能力が回復するかご本人が亡くなるまで続きますし、意思決定の問題や遺産分割に関すること、その他死後事務や身元保証等の様々な問題が複雑に絡み合います。そのため利用する際には時間をかけて十分に検討する必要があります。当然、答えを出すことが簡単でない場合もあります。知識と経験不足を痛感する日々ですが、可能な限り本人にとって最善の方法を導き出せるよう、課題に真摯に向き合うこと、相談者に寄り添い一緒に悩むことを自身の信条とし、研鑽を深めております。 そのような中で、昨年、申立支援で携わった高齢のご夫婦からいただいた「息子の将来が本当に心配でした。安心しました。」という言葉は、今も私の励みになっています。 次のバトンは学生時代からお世話になっている先輩、秋田県厚生協会救護施設 玉葉荘の阿部隼己さんに託しました。「業務上」の関りはこれが初めてですね。よろしくお願いします!
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掲載日:2023/02/17 |
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氏 名 |
仁部 陽子 |
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職 種 |
支援相談員(社会福祉士、介護支援専門員) |
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所 属 |
介護老人保健施設 ふれ愛の里 |
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趣味・特技 |
愛犬の散歩 |
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ひとこと |
「出逢いに感謝」 |
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私の仕事の魅力
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この度は、いつも利用者様への傾聴姿勢に感心させられている、御野場病院居宅介護支援事業所 管理者 主任介護支援専門員 小武海さんから心のこもったバトンを受け取りました。 介護老人保健施設ふれ愛の里支援相談員仁部と申します。 私生活では長い間闘病した夫を亡くし、立て続けに父も亡くし、満身創痍で途方に暮れておりましたが、私の人生に再び光を照らしてくれたのが、愛犬の存在です。室内犬を飼うのは初めての経験で、しつけもままならず、もう一度子育て(?)をしている気分です。それと同時に、一緒に成長していくバディの様にも感じています。「私にはやるべき事が沢山ある」「これからは恩返しするため施設のために尽力する」そんな生きる意味を愛犬が教えてくれた気がします。 さて私が20年勤務している職場を紹介します。 当法人豊生会は、秋田市豊岩に介護老人保健施設、牛島にグループホーム、小規模多機能型施設を運営しております。老健では介護保険本来の「在宅支援機能」を基本とし、在宅復帰、在宅継続への支援や、必要時には一定期間の入所支援などを行っています。少しずつでも在宅支援を進められるよう日頃から取り組んでいます。しかし、私達支援相談員だけでできることには限界があります。「もちはもち屋」と言うように、専門職ならではの視点からのアプローチをしてもらえることも常です。私たちは他職種連携のために、部署間のパイプをつなげられるように模索する日々です。 私が支援相談員として何よりも大事にしたいことは「本人の気持ち」です。本当の気持ちを表現できない方や遠慮がちな方が沢山いらっしゃるので、私達が代弁したり相談を受けるスキルが重要だと思います。私もまだまだ未熟ですので、自分が発する言葉の精錬と傾聴スキルをこれからも磨いていきたいと感じています。 コロナや感染症が猛威を振るう日々ですが、どうか皆さんで力を合わせて頑張っていきましょう。「明けない夜はない、きっと乗り越えられる」そう信じています。 それでは、次のバトンは秋田回生会病院 医療相談室 室長 石塚優吾様にお渡ししたいと思います。いつも急なお願いや相談でも「何とかします」の言葉に支えられております。この場をお借りして感謝申し上げます。
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掲載日:2023/02/01 |
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氏 名 |
池田 公平 |
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職 種 |
管理者(精神保健福祉士/社会福祉士) |
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所 属 |
生活訓練事業所 紫陽花 |
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趣味・特技 |
ここ数年サイクリングや登山(肥満対策もあり) |
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ひとこと |
厳しい寒さが続く秋田の冬...雪寄せやらコロナ対策やら皆様ご自愛ください。
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私の仕事の魅力
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どのような時も優しく穏やかな物腰で常々私もこうありたいと思わせられる、指定相談支援事業所クローバーの成田聡様より、この度バトンを受け取りました。生活訓練事業所紫陽花で管理者を務めております池田公平と申します、どうぞよろしくお願い致します。 当事業所を運営しているのは医療法人回生会で母体の秋田回生会病院は昭和初期から秋田市牛島にて精神科医療を提供して参りました。現在はその秋田回生会病院を中心に併設施設として訪問看護ステーションや当事業所(生活訓練、短期入所)、グループホーム、相談支援事業所を開設しており、精神医療の課題と向き合いながら地域で求められる医療福祉サービスを展開しております。お時間がありましたら是非ホームページ等も覗いてみていただければと思います。(URL:http://www.kaisei.hello-net.info/) さて、私の所属している生活訓練事業所「紫陽花」は(障害者総合支援法に基づく)障害福祉サービスの自立訓練(生活訓練)と短期入所を提供しております。精神疾患や精神障害のある方を対象としており、概ね2年という期間の中で生活訓練というテーマに基づいてその方の自立した地域生活が可能となるよう支援しております。平成15年に開設し、当初は精神科の長期入院が社会問題となっていたため、統合失調症の利用者が中心でした。しかし最近では発達障害や依存症を抱えた利用者も増えてきており、利用経路も病院だけではなく地域からの利用も少なくありません。また、長年親が精神疾患のある子を在宅で抱え、親の高齢化に伴って問題が表面化し支援につながるといった8050問題が背景にあるケースもあります。そのため、医療介護関係者の皆様との繋がりや連携も今後ますます必要となってくることを実感しております。 仕事の醍醐味は何といっても、利用する対象者が生活訓練を経て元々暮らしていた自宅へ戻ることができたり、アパートでの単身生活を始めたり、グループホームという安心できる生活の場を確保したり、新たに就労に挑戦したりと、一人一人が希望する地域生活の実現に直に触れることができる点にあります。また、その実現のためには所属機関だけで完結できることではありませんので、この場をお借りし今後の様々な連携のきっかけにもさせていただければと思います。 私のバトンは、普段、権利擁護の視点で日常生活自立支援事業を介して協力してもらっている秋田市権利擁護センターの菊地俊彦様へ繋ぎたいと思います。菊地様、快く受けてくださりありがとうございます。
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