掲載日:2024/10/01 |
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氏 名 |
片田 裕樹 |
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職 種 |
手術看護認定看護師 |
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所 属 |
市立秋田総合病院 |
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趣味・特技 |
娘の試合観戦、料理 |
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ひとこと |
努力は人を作る(当時の母校の校是) |
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私のプチ自慢
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みなさん、はじめまして。ゆうきクリニックの下田勇輝先生からバトンを引き継ぎました、市立秋田総合病院手術室看護師の片田裕樹と申します。下田先生がお話されていたように、仕事ではもちろんのこと、娘のバスケットボール関連でもお世話になっており、そのバスケットボールの審判仲間でもあり、ご縁というものを感じずにはいられません。 今回、このような執筆の機会を頂けたことにも感謝申し上げます。前回までのテーマである「大切にしていること」で言いますと、それは「感謝の気持ちを忘れない」ことです。人とのつながり、信頼関係の構築、職種に関係なく人としてあるべき姿ではないかと考えています。 さて、今回からのテーマは「私のプチ自慢」ということで、自慢と言えるほどのものはありませんが、プチ自慢で良いならと少し気が楽になりました。それは、仕事やプライベートに関わらず様々なことに興味を持ち取り組むことで、様々な方々とのつながりを持てていることです。そのつながりについて少しご紹介していこうと思います。プチ自慢ですので内容は恥ずかしいものですが、どうか寛大な心で読んでいただけると幸いです。 私は手術看護認定看護師の資格を有していることから、全国の様々な施設の手術室看護師と知り合いになることができ、情報交換を通じて双方の手術看護の質の向上を目指しています。また、院内の他領域の認定看護師と交流することで専門的な知識を得ることができ自身の成長につながっていると感じています。 また、近年では災害も多くありますが、私はDMAT看護師としても活動しているためそこでも多職種の方々と接する機会があり、大変貴重な経験であると実感しています。このような交流を継続していくことで、顔の見える関係性が構築されていき、有事の際にも情報交換が円滑に行えるのではないでしょうか。 プライベートなことをお話しますが、冒頭でバスケットボールの審判活動をしているとご紹介しました。ルールも全く分からなかった中、審判活動を始めたのは子どものために何かできることはないかという思いからでした。しかし今では様々な審判員の方々や指導者の方々、選手からも刺激を受け審判員としてもっと上手になりたいという思いで活動しています。子どもの活動に関わることのできる喜びと、子どもの成長を近くで実感できることが幸せであり、一番のプチ自慢と言えるかもしれません。 最後になりますが、近年は超高齢化社会と言われ、医療の提供のあり方として病院完結型から地域完結型へと変化しています。在院日数の短縮化が求められている中で、手術を受ける患者さんにとって重要なこと、それは周術期における二次的合併症を起こさないことであり、手術室看護師がそのための安全管理をすることです。安楽な手術体位の作成、同一体位による皮膚神経障害の予防、術後の疼痛管理などに関わることで患者さんやそのご家族が安心して手術に臨み、そして地域に帰る、このような環境作りをするために今後も多職種の方々との「つながり」を通して看護の質を高めていきたいです。 さて、次のバトンは私が看護学生の際に実習でお世話になった養護老人ホーム松寿園で生活指導員をされている池田貴男さんにおつなぎします。よろしくお願いします。
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