掲載日:2022/04/04 |
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氏 名 |
石川 奈津子 |
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職 種 |
看護師 |
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所 属 |
秋田大学医学部附属病院 |
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趣味・特技 |
子供たちとゲームセンターで遊ぶこと・暗算 |
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ひとこと |
幼少期からの夢、叶えました! |
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私の仕事の魅力
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社会医療法人正和会五十嵐記念病院医事課、鎌田まなみさんからのバトンを受け取りました、秋田大学医学部附属病院で看護師をしている石川奈津子と申します。鎌田さんとは小学校、中学校と同じ時を過ごし、今は同じく医療系の仕事している旧友であり同志です。 私は幼少期から看護師になるのが夢で、よく父や祖父の怪我に絆創膏を貼ったり、消毒をしているような子供でした。いよいよ高校卒業の時、看護系大学等への進学が必要となりましたが、奇跡的に秋田大学医学部保健学科の1期生となることができました。それからの勉強は大変でしたが、憧れの看護師になるために努力し、看護師と保健師の資格を取得したのち、2003年から大学病院の看護師として働いています。働き始めてからは覚えることがいっぱいで、何度も挫けそうになりましたが、私の夢のために看護学校に通わせてくれた両親のことや、何より自分の気持ちを考えたら、ひたすらがむしゃらに頑張るしかありませんでした。 今私が働いている病棟では、集中治療室を卒業したばかりの患者さんや、感染症を患っている患者さんがいらっしゃいます。また、呼吸器外科、乳腺外科、眼科の病棟でもあり、毎日何かしらの手術を行っている病棟です。大学病院は急性期医療の場であり、急性期を脱した患者さんは自宅の他、地域の病院や施設に戻るか、在宅でサービスを利用しながら生活をしていくことになります。入院期間が1週間程度の患者さんが多い中で、入院時の段階で退院時の状態を予測し、社会資源の利用について介入をしていく役割として、看護師はとても大きな存在です。病気を患ってから自宅での生活に不安を感じる患者さんは少なくないです。そんな患者さんたちのために、看護師、医師、MSW、ケアマネージャー等でカンファレンスを行うこともありますが、その場で患者さんの情報を引き出すのは圧倒的に看護師が多いです。また、患者さんの希望、ご家族の希望等を把握することが多いのも看護師です。そんな患者さんやご家族に寄り添った看護ができるよう日々精進しています。 私には子供が2人いますが、家族の協力もあり夜勤もしています。家族には寂しい想いをさせているかもしれませんが、この職業は子供達にも誇りを持って話しています。いつか子供達から『看護師になりたい』と言われる日を夢見てこれからも頑張りたいと思います。 それでは、当院でMSWをしており、救急科の患者さんの転院や生活状況の把握、退院後の生活を見据えたかかわりに日々尽力してくださっている金子幸太さんに次のバトンを渡したいと思います。
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