掲載日:2023/10/02 |
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氏 名 |
佐藤 竜哉 |
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職 種 |
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師、理学療法士 |
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所 属 |
訪問鍼灸マッサージ こころも |
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趣味・特技 |
日本酒(今年は山本と栗林)、読書(村上春樹)・砲丸投げ(約12m) |
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ひとこと |
SOFTLY |
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大切にしていること
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訪問介護ステーション城南の管理者である土橋純様からバトンをお受けしました。土橋様はよく相談(頼りに?)してくださったり、こちらからの情報提供(思いも)もしっかりと聞いてくださるので、うれしくてどんどんがんばってしまいます(連携の好循環1)。 訪問鍼灸マッサージというのは、寝たきりや歩けない、認知症などの理由でひとりでは通院できない方に、国家資格をもつ施術者が医師の同意を得て、家や施設にうかがって、痛みや拘縮、筋力低下などの症状にあわせた施術をおこなうもので、医療保険になります。 当院の特色は、施術方法が各施術者にゆだねられていることだと思っています。それは、5名の施術者がそれぞれの強みをいかし切磋琢磨することになり、利用者様の様々なニーズに対して質の高いサービスの提供が可能となっているからです。一例をあげると、ジムに通い機能運動に強い者、整形外科での職歴があり痛みに詳しい者、20代で若い気・エネルギーを注入できる者(笑)、口もみ(俗称、傾聴し前向きな言葉で楽にする)が得意な者などバラエティーが豊かです。私の強みは理学療法士としての経験です。寝たきりでふさぎこまれていた利用者様をマッサージにより身も「心も」ときほぐし、リハビリにつなげたことで寝返りができるようになられた方がいます。その方が喜ばれている様子は忘れられません。 テーマについて、私は「心も」大切にしています。マッサージは利用者様の体にふれておこないますが、心にも配慮をしなければ効果が得られません。ふれ方によって施術者の気持ち(性格も)が利用者様に伝わっています。ふれ方が、利用者様を尊重しているとやさしく・心地よくなり、尊重していないと粗雑になります。前者では利用者様の緊張はおのずとゆるみ効果が期待できますが、後者では不安や痛みが生じて緊張するため逆効果になります。ふれ方について具体的には①広くふれる、②ゆっくりと動かす、③下から支えるまたは指の第1・2関節を伸ばしたままつかむ(虫様筋にぎり)という点などに注意するとよいとされています。これはマッサージだけではなく、介護にも応用できるかと思います。利用者様がリラックスされれば、可動域が大きくなり、抵抗・重量感も軽減するので介護をしやすくなります。最後に、利用者様に安心・満足をしていただけるように心によりそい、強みをいかして多職種の皆様と連携させていただきたいと思っております。 私からは、特別養護老人ホーム南寿園の主任介護支援専門員である小林拓郎様にバトンをおわたしします。小林様に次回の執筆を依頼した際、間髪を入れず快諾してくださいました。私も小林様のために力になりたいと強く思った瞬間でした(連携の好循環2)。
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