掲載日:2024/03/01 |
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氏 名 |
玉木 真実 |
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職 種 |
医師 |
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所 属 |
医療法人慶尊会 玉木内科クリニック |
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趣味・特技 |
読書・フルート |
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ひとこと |
一期一会 |
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大切にしていること
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仁井田ゆいクリニックの吉田先生からバトンをいただきました玉木内科クリニック院長の玉木真実と申します。吉田先生は良い感じに肩の力が抜けていて自然体ながら、消化器領域で判断に困ることがあってご相談すると素早くプロの顔になって色々教えてくださるのでいつも頼りにしています。 当院は2022年12月に旭南で開業しました。総合内科、呼吸器内科、アレルギー科の診療をしています。早稲田大学人間科学部で心理学の勉強をし、卒業と同時に弘前大学医学部医学科第3年次編入。その後、市立横手病院で初期研修を、秋田大学大学院総合診療・検査診断学講座(旧 感染・免疫アレルギー・病態検査学講座)で博士課程を修了し、関連病院での勤務を経て今回開業に至りました。当院の母体は2017年に夫が立ち上げた玉木デンタルクリニックです。歯科と医科で連携しながら「お口から全身の健康を考える」をモットーにしております。 開業する際、見たこともない金額を動かしていくことにドキドキしながら医療機器を選定した中で、思い切って投資して良かったと感じているのはCTです。許可してくれた理事長(夫)に感謝です。「ここの部分が気になるので、このままCT撮りますか?」と、すぐに白黒つくので助かっています。 さて「大切にしていること」というテーマをいただいたときはさらりと書けるかななんて思ったのですが、それが何のその、とても奥深く、1か月うんうん唸ってしまいました。その中で、大切にしている原体験は「保健室に行ったときの安心感」だなと思い出しました。すぐに思い当たらなかったあたり本当に大切にしているのかと言われると心もとないのですが。か弱き乙女時代には保健室にお世話になることが多く、ドアを開けて「どしたー?」と養護の先生が迎え入れてくれた瞬間や、グラウンド横の保健室のベッドで休みながら体育の音を聞くともなしに聞いていたこと、あまり通いすぎて「サボり禁止」と釘をさされたことを思い出します。 まだまだ生まれたばかりの当院ですが、ゆくゆくは患者さんにとって保健室のような「具合が悪い時にちょっと休む」「心配事があったときに相談する」「健康情報を教えてくれる」という場所を作りたく、「目指せ、地域の保健室」を合言葉にしています。医療法人慶尊会の『慶』と『尊』はそれぞれ私が医師を目指すきっかけになった主治医のお名前と、早逝してしまった主人の親友のお名前から一文字ずついただき、『人とのご縁を大切に、受けた恩を出会った方たちに返していく』という想いをこめています。いらしてくださったお一人お一人とのご縁を大事に、患者さんの人生の応援団として医療の面でサポートし、地域に根差したクリニックに成長していきたいです。 次回はいつでも素敵な笑顔で、ロボット手術をバリバリこなす市立秋田総合病院消化器外科の陳開先生にバトンを渡しします。
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