掲載日:2023/06/01 |
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氏 名 |
工藤 茜 |
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職 種 |
作業療法士 |
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所 属 |
社会福祉法人遊心苑 訪問リハビリテーション事業所 |
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趣味・特技 |
おいしいものを食べること飲むこと |
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ひとこと |
訪問リハビリ2年生です。リハビリで体も心も元気に! |
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大切にしていること
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いつも笑顔で行動力のある遊心苑通所リハビリテーション事業所の佐藤侑香さんよりバトンを受けとりました。同法人の遊心苑訪問リハビリテーション事業所で作業療法士をしている工藤茜と申します、どうぞよろしくお願いします。 当事業所について紹介させていただきますと、リハビリが必要と主治医が認めた在宅で生活している方に対し、訪問してリハビリを行っており、現在2名の作業療法士が13:15~17:00の間、車を走らせて皆様のご自宅に伺っています。病院や施設でのリハビリとは違い、ご自宅というプライベートな空間で、より実践的な練習ができることやご家族とすぐに話ができることが訪問リハビリの特徴であり、訓練用具も限られますので、ご自宅にあるものを工夫して使いながら、運動や動作練習を行っています。サービス提供範囲は、遊心苑から車で往復30分くらいの距離と定めておりますので、お気軽にお問い合わせください。 さて、私の「大切にしていること」ですが、それは「地域を知ること」です。というのも、私は主人の転勤のため10年程県外を転々とし、様々な病院や施設で勤務をしてきました。初めての土地、聞き慣れない方言、知らない伝統に驚いたり、悩んだりする中で、この地域にはどんな歴史があり、どんな文化があるのかを知ることは自然と必要になっていきました。図書館に行き、重い本を開いてみる方法もあったでしょうが、名所を巡ったり、お祭りを見に行ったり、おいしい郷土料理を食べたり、その土地で暮らす人と話したりすることが、地域を知る近道になっていました。 今考えると、りんご畑を見るとスラスラと単語が出てくる認知症の方と散歩したことも、日曜日のミサに行くために階段を登る練習をしたことも、職場復帰予定の漁師さんと魚卵の仕分けの練習をしたことも、その地域を知らなければできなかったアプローチだったように思います。 リハビリをする際、「病気ではなく、その人を診るように」と言われますが、地域を知ることはその一助になります。久しぶりに帰ってきた秋田ですが、まだまだ知らないことが多く、これからも秋田を再発見しながら、利用者様のリハビリに生かし、取り組んでいきたいと思っています。 次のバトンは、いつも利用者様・ご家族の気持ちに寄り添い、最善のサービスを考えてくださる、ひだまり居宅介護支援事業所の田沢博志様に繋ぎたいと思います。田沢さん、よろしくお願いします。
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