トークリレー
126-清水 辰徳
- 氏 名
- 清水 辰徳
- 職 種
- 医師
- 所 属
- しみず内科 糖尿病・甲状腺クリニック
- 趣味・特技
- 家族と温泉・時計を見なくても時間がわかる(ことがたまにある)
- ひとこと
- 外旭川で頑張ります!何卒よろしくお願いいたします。

私のイチオシ
訪問看護事業所エール秋田の船木佳秀さんからバトンをお受けしました、しみず内科 糖尿病・甲状腺クリニックの清水辰徳です。船木さん、温かいお言葉とともにバトンを繋いでいただき、ありがとうございます。船木さんの「選択理論心理学」のお話は、日常の選択や人との関わりを見つめ直すきっかけになる内容で、読んでいて深くうなずく場面が多くありました。特に “変えられるのは自分自身だけ” という視点は、医療・介護に携わる私たちにこそ大切な姿勢だと改めて感じました。
当院は秋田市外旭川に2025年10月に開院いたしました。まだ慣れないことも多くありますが、スタッフとともに「相談しやすいクリニック」を目指し、大事にしていきたいと考えています。専門領域は糖尿病を中心とした生活習慣病、甲状腺などの内分泌疾患です。これらは早めの気づきと継続したサポートがとても大切な病気です。当院では、検査から治療、日々の生活アドバイスまで、一貫して丁寧にサポートできる体制を整えています。
今回いただいたテーマ「私のイチオシ」は、“ほっこりする映画を観ること”です。忙しい日でも、好きな映画を1本観ると心がほどけ、気持ちが温かくなります。数ある作品の中でも、私が大好きなのが『魔女の宅急便』です。多くの方が子どもの頃から親しんでいる作品で、主人公のキキが新しい町で奮闘する姿は誰の記憶にも残っていると思います。
私がこの作品を好きな理由は、キキがとても身近に感じられるからだと思います。魔女だからといって何でもできるわけではなく、得意なこともあれば苦手なこともある。調子がいい日もあれば、落ち込むこともある。そのようなところが自分自身の日常にどこか重なるように思え、その中で頑張っているキキをみると心が温かくなり、自分も頑張ろうと思えるのです。
キキが突然魔法を使えなくなるシーンがあります。映画の中では理由は明確に語られませんが、私は昔から「キキが自分の心に初めて嘘をついたから」だと思っています。素直でまっすぐなキキが、トンボという男の子に惹かれている自分の気持ちに蓋をしてしまったこと、自分に小さな嘘をついたことが、魔法を弱くしてしまったのだろうと勝手に考えています。映画のクライマックスでキキは再び空を飛びます。トンボを助けたい一心で、理屈ではなく、まっすぐな気持ちが魔法にかわったのではないでしょうか。
このシーンを見るたびに、私は「誰かを大切に思う気持ち」は、人を強くし、行動へと動かしてくれる大きな原動力になると感じます。私たちの仕事でも、患者さんを思う気持ちを言葉や行動に変えられた瞬間、それが相手にとっては“魔法のような力”になることがあるのかもしれません。小さなひと言や、少しの気遣いが相手の心を軽くする。そんな魔法を、私自身も大切にしていきたいと思っています。
次にバトンを繋いでくださるのは、いつもお世話になっていますヨコカナ薬局 外旭川店 薬剤師の小林慎太郎先生です。快く引き受けてくださり、本当にありがとうございました。小林先生のイチオシを楽しみにしています。