ペンリレー
夏は虫捕り三昧
中通総合病院 ワッツ志保里

もうあっという間に冬になろうとしていますが、今年の夏も存分に満喫しました。夏といえばセミ捕りですね。我が家の“夏”はニイニイゼミが鳴く頃から始まります。千秋公園で一番最初に鳴き始めるセミです。梅雨明け頃、家の外から鳴き声がして以降、何をしていても「セミを見に行きたい」「虫捕りに行きたい」で長男の頭は埋め尽くされます。勉強どころではありません。少し泥のついた小さ目の抜け殻を見つけて、興奮し、本体を探します。セミ全般に言えることですが、木目に似た色をしているため、加齢の進んできている近視の私の目にはどのセミを見つけるのも一苦労です。どこに行くにも虫網を持参し、今年の夏も軽く100匹は捕まえました。それでもチッチゼミ、鳴いているエゾゼミは捕獲できず。来年リベンジです。
虫捕り県外版ですが、昨年の家族旅行は初クマゼミを見つけに大阪に行きましたが、今年の家族旅行は鹿児島でした。霧島の深い木々に囲まれたホテルに泊まって、温泉に行ってヨガもあるんだ、なんて思っていましたが、もちろんひたすら虫捕りと観光でクタクタで、意地で温泉だけは一日2回入りました。霧島神宮で人生初のツクツクボウシを大苦戦して捕まえ、意外と少ないミンミンゼミも次男が見つけて確保するという連携プレーで手に入れ、長男は霧島神宮はセミ神社だと思っています。坂本竜馬ゆかりの地も多く見かけましたが、外国人の夫に幕末愛を語るのも面倒なので、いつか行きたいなを胸に、行きませんでした。子供が小さいときから動物園巡りが好きで、いろんな場所で動物園に行きますが、鹿児島の動物園はややこじんまりとした見た目の中、桜島が見える壮大な景色のサファリエリアから始まり、適度なスペースを確保された展示場から巨大なコアラゾーンまでかなり種類も規模も豊富な、大満足な動物園でした。そこでもセミ捕りをし続け、誰がセミを逃がすかで大喧嘩し続けた長男・次男は網没収の刑に処されましたが、秋田、仙台の動物園は網すらも持ち込み禁止(動物の檻の中に入れる子がいるらしい)なので、それに比べたら寛大です。虫捕り可能な動物園と言えば、私の中のナンバーワン動物園である盛岡のズーモも持ち込み可能です。ズーモは規模もさることながら見せ方、展示がきれいで、ぜひ子供がいてもいなくても訪れてみてほしいです。話はそれましたが、その確保したミンミンゼミ、ツクツクボウシは飛行機で共に帰宅し、無事夏休みの自由研究である標本材料になりました。長男のセミ愛は深く、捕獲してからも鳴き方、体のつくり、雌雄の差、かなり念入りにチェックすることもあります。夏の終わりには抜け殻の外見で雌雄の区別をつけたり、網の中に数匹同時に捕獲させたり、かなり変人の域に達しています。夢中になるって素晴らしい!をいつも見せつけられています。
私も長男(次男は付き合っているだけではないのだろうか・・・)の興味の続く限りついて行こうと思っています。
次は気配り、シフォンケーキ作りのプロ、こんなおじいちゃん欲しかったとひそかに尊敬しているアネス・ケアの中澤健二先生にお願いします。