医療を考える集い
第37回医療を考える集い
【 医療とケアの最前線 】
秋田で元気に過ごすには?
~あなたは、秋田で元気に過ごすにはどうしたらよいとお考えですか?~
平成27年2月28日(土) 午後1時30分~午後4時40分
秋田ビューホテル・4階
近年「地域包括ケア」が注目されておりますが、
「地域=街」、「包括=ぐるみ」であり「街ぐるみのケア」は、
かつて当たり前に行われていた仕組みです。
街の主人公は住民ですが、今後その住民の高齢化が進むと予測されています。
日本の高齢化は世界でも類を見ないスピードで進んでおり、
県庁所在地である秋田市が2040年消滅可能性都市としてあげる報告もあります。
秋田市は北東北最大の都市で産業や交通の要所であり、様々な可能性を秘めています。
秋田が元気になるためには、
住民の私たちが元気でなければなりません。
そこでテーマを「医療とケアの最前線~秋田で元気に過ごすには~」としました。
それぞれの立場で最前線におられる方をパネリストとして、
みなさまのご意見をとりいれながらこれからの秋田についてディスカッションします。
みなさま、こんにちは。広報担当理事の田中秀則です。
この2月28日(土)に、「第37回医療を考えるつどい」を、開催しました。
前日は、ものすごい強風が吹いて、基調講演の先生が、秋田に到着できないのではと、とても、心配しましたが、無事、開催できて安堵しました。
さて、今回のテーマは、「医療とケアの最前線」でした。肝移植、地域包括ケア、など様々な内容がちりばめられて、有意義な会であったと思います。
また、今回は、聴力障がい者向けに、はじめて、手話通訳士の手話サービスも行いました。それでは、「つどい」の記事のはじまりです。
プログラム
総合司会 秋田市医師会広報委員会委員 市 原 利 晃
あいさつ 秋田市医師会長 松 岡 一 志
祝 辞 秋田市長 穂 積 志 様
秋田県医師会長 小山田 雍 様
-基調講演1-
「自分らしく暮らし、あなたらしく生きるを支える~地域包括ケアシステム・医療、介護」 秋田大学医学部 保健学科教授 中 村 順 子 氏
-基調講演2-
「秋田を元気にする“深いい話”と肝移植の話」 京都大学医学部 臓器移植医療部准教授 海 道 利 実 氏
-パネルディスカッション- 司会 秋田市医師会広報委員会 担当理事 田 中 秀 則
パネリスト
● ABSラジオ「みんなの健康」パーソナリティ
堀 江 千 景 氏
● 京都大学医学部臓器移植医療部准教授
海 道 利 実 氏
● 秋田大学医学部保健学科教授
中 村 順 子 氏
アンケート結果
本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。総合司会を務めさせていただきます秋田市医師会広報委員会委員長の市原利晃と申します。よろしくお願いいたします。秋田市医師会主催で「医療を考えるつどい」市民公開講座を37回、開催しております。近年は世界的に高齢化社会となり、秋田は非常に高齢化が進んでおります。そこで秋田がいつまでも元気でいるためには我々市民も健康でなければならないということで、「秋田で、元気に過ごすには?」というテーマをつけました。今回は様々な分野の方々をパネリストとしてお招きしております。秋田で皆様が医療に期待することはどんなことでしょうか。おそらくいつまでもいきいきと自立した生活を送れるように、ということだと思います。我々には寿命がありますので、いつまでもというのは難しいと思いますが、いきいきと生活するために今からでも始められることがあると思います。そういったことをパネルディスカッションで討論し、ヒントをいただきたいと考えております。これから医療を考えるつどいを開催しますが、皆様のお手元にアンケート用紙と、質問用紙を配らせていただきました。ご記入いただいた用紙は休憩時間に回収させていただきます。参加者のアンケートは来年度の医療を考えるつどいのテーマの参考にさせていただき、質問用紙に関しては、パネルディスカッションの際にディスカッションでとり上げさせていただきます。質問用紙の全てにお答えすることは時間の関係上難しいと思いますが、出来る限りテーマの中で取り上げていきたいと思っておりますので、ぜひご記入をお願いいたします。
それでは秋田市医師会長 松岡一志よりご挨拶申し上げます。
皆さんこんにちは。
昨年6月より秋田市医師会長を務めております松岡です。どうぞよろしくお願いいたします。
秋田県全域では大雪のところもありますが、秋田市では今冬は例年に比べて暖かく雪も少なく、このまま春になればなどと思っておりましたが、昨日から急に大荒れとなり心配しました。幸い、今日は大分回復しておりますが、皆様には月末、年度末でお忙しいところ多数お集まりいただきましてありがとうございます。
本日の基調講演講師の海道先生には遠路はるばる京都から昨日の荒天の中を秋田までお越しいただきありがとうございました。無事ご到着いただき一同ほっとしております。
この会は37 回を迎えましたが、年に1回、大体今頃の時期に開催されている秋田市民と秋田市医師会とをつなぐ催しです。これまでそのときどきの問題を取り上げてパネルディスカッション形式で開催してきました。
今回の主題は「医療とケアの最前線」となっております。副題として「秋田で、元気に過ごすには?」~あなたは、秋田で元気に過ごすにはどうしたらよいとお考えですか?~となっております。これは今大変にホットなテーマであります。
本日の基調講演で中村先生にお話しいただきますが、地域包括ケアシステムというのは最近厚労省が打ち出したものであり、秋田市医師会でも現在取り組んでいる課題です。
厚労省は、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進するという構想を掲げております。最近は医療と介護の境目が判然としない場合も多く見かけられるようになってきました。地域包括ケアシステムは医療・介護が一体になったようなイメージだと思います。
地域包括ケアの構築は決して簡単なことではありませんし、先例がたくさんあるというものでもありません。その地域に合った方策を探していかなければなりません。
海道先生のタイトルは非常に魅力的でありまして、このタイトルに引きつけられて参加している方も多いのではないでしょうか。アップトゥーデートなお話がいただけるものと楽しみにしてまいりました。
本日のテーマはなかなか重いテーマでありますが、皆さんと一緒に考え明日へと踏み出せればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。