トークリレー
141-福田 麻実
- 氏 名
- 福田 麻実
- 職 種
- がん看護専門看護師
- 所 属
- 虹の街訪問看護ステーションいずみ
- 趣味・特技
- カフェ、美術館、旅
- ひとこと
- 成長の差は挑戦の差、自信の差は準備の差
私のルーティン
今野麻衣子さんからバトンを受け取りました、福田麻実です。
2014年、まだ子供が4歳、6歳と小さかったものの、今野さんをはじめ「秋田のがん医療を支えていこう」と思いをひとつにして輝く秋田大学大学院の先生方にお会いし、一瞬にして「がん看護専門看護師になる」ことが目標となりました。
現在はがん看護専門看護師として8年目、株式会社虹の街 訪問看護ステーションいずみで、がん患者さん・ご家族への直接的なケアや医療機関との連携を中心に、治療期からの緩和ケアを提供するチームづくりに取り組んでいます。次の外来予約日までの間、お話をじっくり伺い、治療の副作用観察や対応、痛みなどの積極的な症状緩和、手のぬくもりを感じられるようなハンドマッサージ、ご家族の相談に応じるなどの看護を行っています。
住み慣れた「おうち」にしかない力も在宅生活を支える大きな柱です。その方の生きてきた時間がもたらした、もの・つながり・居場所の力を感じることは度々あります。
「虹の街」は訪問入浴からはじまった介護サービス会社です。できるだけ長く「おうち」にいたい、という方々の願いを叶えるべく奮闘しております。
私は事業本部に所属しており、医療と介護の連携促進をミッションに「地域連携セミナー」開催などで多職種連携の機会創出からスムーズな在宅移行を目指しております。次回は10月15日(木)14時から、秋田拠点センターALVEで開催予定、秋田厚生医療センター 守田亮先生、皮膚・排泄ケア認定看護師を講師にお招きし、楽しみながら双方向かつ立体的に学べるセミナーを準備しております。ご都合の合う方はぜひお越しください。
さて、「私のルーティン」ですが、「朝、カバンの中身を全部出すこと」です。落ち着いているように見えてしまうのですが、実際はあわてんぼうの忘れん坊で、数々の失敗をしながら泥臭く生き抜いている毎日です。なので、まず朝手帳でスケジュールを確認し、荷物を出して「これ本当に必要かな?」と自分に問いかけながらカバンに戻していく時間を通し、こころを整えています。ついつい欲張って、あれもこれも(例えば重たい専門書、仕事に使うかもしれない資料、お菓子、読みかけの雑誌、頓服薬など)詰め込みたくなります。しかし、ぐっとこらえて「引き算」に徹する。何でも抱え込みがちな私は、こうして物理的に「引き算」することで、過剰なプレッシャーや義務感を捨て、心地いい時間を確保するライフハックにしています。その裏で準備の大切さも再認識しています。「なんとかなる」は「魔法の言葉であり、怠惰な言葉である」と考え、十分に準備した上で手放す、それでも起こった失敗は何かの糧になる。そんな風に思っています。しかし、そうしてこころを整えている最中、いきなり「今日雨だから駅まで送って!」と超マイペースな息子にニコニコしながら頼まれると、髪を乾かすのも忘れて慌ててカバンの中に色んなものを突っ込み、時計を凝視しながら駅まで車を走らせる日も度々。理想と現実は乖離していますが、肉体+感情労働でケアにあたる私達看護師ほど、「自分のケアを後回しにしちゃいけないな」と感じる今日この頃です。
さて次回は、やばせ内科クリニック院長の小山昌平先生にバトンをお渡し致します。小山先生は、患者さん、ご家族だけでなく、私達訪問看護師にも、安心感を与えてくださる先生です。Chatworkを活用したタイムリーなやりとり+訪問診療時の対話で、Chatworkの動く絵文字のような温かい連携を、今後ともよろしくお願い致します。