トークリレー
132-下田 悟士
- 氏 名
- 下田 悟士
- 職 種
- 歯科医師
- 所 属
- 桜歯科クリニック
- 趣味・特技
- 野球観戦(千葉ロッテマリーンズファン)
- ひとこと
- 歯科医師会野球部でも頑張ります!

私のイチオシ
桜歯科クリニックの歯科医師 下田悟士と申します。こうふくケアタクシーの福岡幸大さんよりバトンを受け取り、寄稿の機会をいただきました。私事ですが、昨年6月に秋田市歯科医師会の福祉保健理事に就任し、在宅医療関連の仕事を引き受ける機会が増えたのですが、今回はそういった繋がりではなく、小中学校の同級生であり野球部のキャプテンだった福岡さんからバトンを受け取る形となりました。出会って30年以上経った今、地元である横森・桜地区の医療を支える仲間としてリレーできたことに感慨深さを感じております。
さて、今回のテーマ「私のイチオシ」でご紹介したいのは、2023年に放送され様々な賞を受賞したドラマ「ブラッシュアップライフ」です。リアルタイムで拝見しておらず、最近になって1話を見たのですが、あまりの面白さに夜な夜な一気見してしまった次第です。私のようにまだ見たことがない方もいらっしゃると思いますので、ネタバレのないようにあらすじを簡単に。安藤サクラ演じる主人公は地元の市役所で働くごく普通の女性。幼馴染の友人2人と共に平凡ながらも楽しい日々を過ごしていましたが、ある日交通事故で亡くなってしまい、死後の世界で2択を迫られます。
①来世は「人間以外の生物」として生まれ変わるか
②もう一度同じ人生をやり直して、よい行いをして徳を積む事で「人間」に生まれ変わる確率を上げるか
主人公はもう一度同じ人生をやり直す事を決め、2周目の人生をスタートさせます。前世の記憶を持っているため、過去の経験や大人の知見をもとに身の回りで起こる様々な問題を解決し徳を積んでいきますが、その中で人との繋がりや人生における大切なものを考えさせられるドラマです。
これを読んでいる皆さんは「あの時こうしていたら」と思うことはありませんか?私は様々な分岐点が頭をよぎります。2周目でも同じ職業を選んでいただろうか。でも、違う人生を選んだら今いる息子や娘には出会えなかっただろうか。なんて考え始めたらきりがありませんね。人生は無数にある分岐点の上に成り立っていることを痛感します。ドラマの中で主人公は何度も自分の人生をやり直しますが、ある時「今回が最後」と告げられます。主人公は「今回が最後って言われたら全部の体験が貴重に思えてくる」と感じながら過ごします。ドラマの中では何度もある人生のうちの最後の1周でしたが、我々が生きる現実世界では今生きているこの人生が最初で最後です。年齢を重ねると毎日があっという間に過ぎてしまいますが、このドラマを観て、1日1日を大事に過ごそうと改めて感じました。もしかしたらドラマのように2周目、3周目の人生が実際にあるのかもしれませんが…(ひそかに人生を何度もやり直している人は、私の贔屓チームである千葉ロッテマリーンズが次いつ優勝できるか、こっそり教えてください)。
一度きりの人生を大事な家族や友人のそばで、住み慣れた地域で、自分らしく過ごしたい。ドラマを見て改めて感じたことですが、これは在宅医療や介護にも通ずるところがあるのではないでしょうか。私が働く桜歯科クリニックは父下田光博が1984年に開業し、それ以来地域に根付いた歯科医院として努めてまいりました。これからも地域の皆様が住み慣れた場所で安心して暮らせるよう、患者様に寄り添った歯科治療を心がけてまいります。
次にバトンを渡すのは公私共にお世話になっている医療法人惇慧会理事長の穂積憲先生です。歯科医師としても人としても頼りがいがあり、膨大な仕事をそつなくこなす姿はとても人生1周目には見えません。穂積先生、何卒よろしくお願いいたします。