昨年は何かと騒がしい１年でしたが、会報の発行に関しましては、ご協力有難うございました。皆様のご協力をいただき、ペンリレーは順調に続いており、特集等の記事も掲載することが出来ました。４月から会報を担当した私ですが、編集員に助けられながら、また先輩の先生方にご指導を頂き、何とか新しい年を迎えられますことお礼申し上げます。正直に申しますが、ほとんど会報は読んだことがありませんでした。２ヶ月か３ヶ月に１回、偶然眼を通して、面白い特集があればその部分だけ読む程度。会報の担当が決まって、「これはまずいぞ、会報って何が載っているんだっけ?」と思い、整理されていない本棚から会報を探し出し、あらためて読み始めました。医師会で過去の会報も読んでみました。ついでなので、医師会館にある他の郡市医師会、近隣の県の医師会報も読んでみました。まさに診療報酬の改定と、不景気のためか外来は暇になっておりましたので、診察机の上にはしばらく市医師会報と秋田医報を積み重ねて患者さんが切れると、読みました。色々な記事が頭の中で混乱して、患者さんのお話を上の空で聞いてしまったり、これではいかんと２ヶ月でやめましたが、過去に担当なさった先生方の残されたお仕事、ご苦労がよく分かりました。『秋田市医師会史戦後５０年の歩み』へと続く平成元年４月号からの「秋田市医師会史・史料メモ」の連載等後世に形を残すものもあり、また現在の毎月発行の形を作ったこともすばらしいことであったと思います。何が出来るのかわかりませんが、努力は惜しみませんので、本年もご指導よろしくお願いいたします。
新年は会報座談会で「電子カルテ」を扱います。自分自身が電子カルテに関しては全く素人ですが、多くの方に分かりやすい座談会を目指して編集員一同勉強をしてまいりますのでご期待ください(３月)。研修会の報告記事も準備(２月)しております。その他考えて参りますが、是非会報を読んでいただき、会員の皆様から御要望、御意見をいただければ幸いです。
本年も引き続きご愛読いただけますようよろしくお願いいたします。
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