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<春夏秋冬>

発行日2013/10/10
お肌のクリニック  豊田 知子
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万歳!TOKYO 2020
 

2020年、東京での夏期オリンピック•パラリンピックの開催が決定しました。
 当日は出張のためホテルでのびのびと特集番組を見ていました。まずプレゼンテーションを見て日本チームのアピール力に驚きました。日本人離れした表現力で、まるで何かのお芝居を見ているようでしたね。それから皆さんお気付きになったでしょうか。高円宮妃殿下の襟に日本列島のブローチがあったことを…。
 東京に間違いないという気持ちはありましたが、選挙というものは開けてみるまでわからないものですよね。ダメだった時の心の整理の仕方を考えつつドキドキして待ちました。イスタンブールと東京との決選投票、そして東京に招致決定!その瞬間早朝にも関わらずつい拍手。隣の客室からも歓声がしたので多分同じように喜んでいたのでしょう。世界で勝つには日本人の美徳である奥ゆかしさではなく、豊かな表現力と賢いロビー活動が大切なことが再認識されました。
 さて皆さんにもそれぞれのオリンピックの思い出があると思います。私の最も古いオリンピックの記憶はモントリオール。女子体操の白い妖精コマネチ選手。その愛らしさに魅了され、ポニーテールをまねしようと短い髪の私も一生懸命結びました。その後がモスクワ。政治上の問題で日本はボイコットしました。当時の学校の先生が陸上のスタッフとして派遣されるはずだったのですが、不参加になり男泣きしていたのが小学生の私には理解できず、ちょっとひいてしまいました。今ではその気持ちもよくわかる年になりましたけれど。待ちに待ったロサンゼルスオリンピック。ロケットマンが登場してアメリカってやっぱりすごい国だなあとつくづく感じた大会でした。バレーボール代表の川合俊一選手が当時は女子高生にスゴく人気があり、五輪後友人と富士フィルムの試合を見に行ったことも。そして飛んでバルセロナ。中学時代の友人が柔道72kg超級で出場し、見事銅メダル!塾の休み時間に一緒にカレーを食べに行った仲間と喜びました。シドニーオリンピックのときは米国在住で、普段はない愛国心が芽生えました。私は日本人の活躍の度に拍手し、向かいのインド人は歓声を上げ、上のレバノン人もどたばた大騒ぎ。一つのアパートの中でいろんな国の人がお互い見えないものの、競うように応援しました。
招致決定したことで皆さんもきっと7年後の自分に思いをはせたことと思います。オリンピックという明るい話題に対し、自分がどうありたいかというポジティブな思いの想像が多かったのではないでしょうか。
身近な例を一つ。元バレーボール少女の母。1964東京五輪の東洋の魔女に憧れた少女時代。新•東洋の魔女を孫と一緒に応援したいと足腰鍛えるべく、早速ウォーキングを始めました。張り切りすぎて息切れしないようにね。
 
 春夏秋冬 <万歳!TOKYO 2020> から