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<春夏秋冬>

発行日2008/05/10
中通総合病院  清澤 美乃
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テレビジョンエイジ
 
 最近、「古き佳きもの」を楽しみ、大事にする世の中になったように感じます。
 映画「~3丁目の夕日~」上映や、キャンディーズ、チューリップや嬬恋でのコンサートが現役時代同様マスコミに放映されています。そしてそれを楽しむ、以前は若き、今““中高年”の方々がいます。その姿をみると・・・~あの頃は何にでも夢中になれた~自分がいたことを思い出します。
 さて、私が幼き頃夢中になったことのひとつに、1970年代前後の外国テレビ映画があります。
 私は小~高校生を横須賀で過ごしました。その頃県内には神奈川UHFというローカルTV番組がありましたが、私にとって土曜日午後から夕方は大好きな番組の連続でした。
 「FBI」「パートリッジファミリー」「スパイ大作戦」「わんぱくフリッパー」「0011/ナポレオンソロ」etc&etc。いずれも日本にはなかったと思われるテーマや技術が素晴らしく、また俳優達の素敵さ・・・私の毎週の楽しみでした。さらに好きな番組は「謎の円盤UFO」「特効ギャリソンゴリラ」「壮烈第7騎兵隊」でした。夢中になった俳優は数知れず。E.ビショップ、R.ハーパー、W.マウンダー、R.ワグナー、D.マッカラム、R.ニモイetc&etc。今書いていても嬉しくなってしまう名前です。(私はテレビ番組を収録するということは全くしないのですが、これらの番組がもし再放映されたら、絶対収録します。)
 ところで、このように書いて、ご存じの方はおられるでしょうか?
 でも最近「コンバット」「奥様は魔女」など放映されていますね。やはり優れた作品は残るものと信じます。
 さらにこの思い出をいつまでも私の中に留めておけるのは、「テレビジョンエイジ」という外国TV映画の専門誌をずっと宝物にしているからです。中学生の頃、久里浜の小さな本屋で、大好きな人が表紙になっている!とドキリとしながらもget。以来大学時代神保町の古書店にまで出向いて数冊入手。「スクリーン」などという映画雑誌には全く興味を持ちませんでした。今では表紙の色も褪せてきましたが、ぺ一ジを繰るとあの頃の夢中になっていた自分に会うことが出来ます。
 誰にでも幼い頃夢中になった事があると思います。一生懸命、宝物を集めたことがあると思います。それを私のようにずっと密かに大事にしている方々も多いと思います。そうした思いは今ならばインターネットで簡単に情報収集や購入をし、またCDに保存するのでしょうが、自分の手で好きな物を集めることは、手作りの優しさや穏やかさを感じませんか?
 ということで、今回は私の秘密のひとつをお披露目しました。
 追伸:「テレビジョンエイジ」をご存じの方はご一報下さい!

 
 春夏秋冬 <テレビジョンエイジ> から