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＜ペンリレー＞ |
発行日2003/05/10 |
| しかま医院 四釜俊夫 | |
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| 徒然に・思うままに | |
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最近、新聞には、イラク・中近東問題、北朝鮮核開発問題、長期低迷から抜け出せない日本経済問題、医療・社会保障改革問題、さらに重症急性呼吸器症候群等が連日のように紙面を賑わせ、将来に対する不透明感が強く漂う今日此の頃です。 さて、私はと言えば、さほどの危機感も抱く事無く、ただ日々の毎日を送っております。そんななかで、家内の具合がおもわしくなく、先日、同級生の勤務する病院にて全身麻酔下に外科的加療を実施して頂きました。改めて同級生・友人の有り難さ・大事さを実感致しました。幸い術後経過は概ね良好で、無事退院の運びとなりました。 所で、生きとし生けるものは須らく何時かは臨終を迎えなければならないのはこの世の理とただ漠然と納得し、これまで大過無く日々の生活を送って参りましたが、家内の入院をきっかけに、周囲との有機的な人間関係を構築し、そして、良好なる関係を維持しながら臨終を迎える事がいかに重要であるかを再認識させられました。我々の寿命よりも数倍長い皐月の植え替えをしながら、この様な事がふと脳裏を掠めた春暖の日曜の午後でした。 |
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