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<ペンリレー>

発行日2020/02/10
富田胃腸科内科医院  富田 崇志
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絵本
 
  遠山医院の遠山潤先生からバトンタッチです。遠山先生にはいろいろなご縁があり、公私にわたって非常にお世話になっております。
  数年前に初めてペンリレーを書かせていただきました。その時は秋田に戻ってきて間もない頃でした。いつも書く内容を捻り出すのに苦労します。秋田生活にも落ち着き、秋田で産まれた長女もじきに6歳になります。秋田に戻って来てから始めたゴルフの事を書いてもいいのですが、人様に自慢できるほど上手でもありませんので、今回は絵本について書こうと思います。なぜ絵本なのかと言うと、幼少時から絵本に触れ合う機会が多く、よく一人で読んでいました。しかしながら、年齢と共に絵本を読む機会が減り、文庫本や雑誌などに対象が移行していきましたが、結婚し子供を儲けてからは絵本を読む機会が徐々に増えてきたからです。最近は長男に「パパとは一緒に寝ない!」と宣言をされて悲しい思いをしたのですが、よくよく理由を聞いてみると、寝るときに絵本を読んでくれないからだそうです。私自身、母からは絵本を読んでもらった記憶はありますが、父と絵本は結んでも結びつかないものだったので息子の一言が胸に突き刺さりました。これからは絵本を読んであげよう!と固く心に誓ったのですが、寝るときにはお酒が入っていますので、相変わらず妻の仕事となっております。
  私は40代ですが、昔の絵本と言ったら絵のタッチが怖くて(古めかしい)、内容もどことなく人生の教訓じみたものが多かった印象です。最近の絵本は非常にカラフルで内容も多岐にわたり、ひと昔であったならばタブーでは?という内容のものまであったります。
 秋田には大型書店の児童書コーナーが数店舗あり、とても内容が充実しており、眺めているだけでも楽しいものです。ネットで買うのも一つの方法ですが、本屋さんをブラついて探すのは、予期せぬ本との出会いがあっていいものです。子供を連れて行くと必ず絵本をせがまれるのですが、絵本なら教育のためにいいかなとついつい財布の紐が緩くなります。
  絵本は対象年齢によって内容もさることながら文字数、漢字の使用割合など異なりますが、私が子供の頃に読んで記憶に残っている本と、最近子供に読んで面白かった本を少し紹介したいと思います。

①三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話
大きな敵トロルに立ち向かうやぎのお話です。子供の思考はわりと真っ直ぐですが、こんな考え方があるんだと感心した記憶があります。

②おおきなかぶ
ロシアの代表的な民話です。「うんとこしょどっこいしょ」という有名?なフレーズが出てきます。

③スイミー
こちらも有名です。おそらく、どなたも一度は読んだことがあるかもしれません。
レオ・レオニという有名な方の絵本です。絵本界の巨匠でしょうか。

④けんちゃんとねこはかせ
この絵本はわたしのNo.1作品です。何度も繰り返して読んだ記憶があります。現在の家に建て直した際に紛失してしまい、ネットなどで探しているのですが絶版になったみたいです。再販してくれるといいのですが・・・。

⑤おしりたんてい
本屋で見つけたもので、表紙が印象的だったので買ってみました。顔がおしりの探偵のお話しです。おしりですが言葉遣いが丁寧なところが尚いいです。やはり子供はこういうものが好きですね。

⑥りんごかもしれない(他にもシリーズが出ています。)
少しシュール(内容も絵も)ですが、着眼点が意外で子供と一緒に笑いながら読んでいます。

 他にも数多くの面白い絵本があるのですが、皆様もお子さん、お孫さん、お友達の方などに探してみては如何でしょうか。次は様々なご趣味をお持ちのみやざわペインクリニックの宮澤一治先生にお願い致しました。快く引き受けて下さりありがとうございます。
 
 ペンリレー <絵本> から