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<ペンリレー>

発行日2018/10/10
中通総合病院  柴田 陽
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SNSブームに乗って
 
  この度、ご縁がありましてペンリレーの執筆をさせていただくことになりました、中通総合病院研修医の柴田陽と申します。若輩者ということで、昨今のSNSブームにあやかって現代っ子らしく書かせていただこうと思います、自分の中でのSNSといえば、学生時代に「mixi」や「モバゲー」から始まり、「Facebook」や「twitter」を経験し、現在だとやはり「インスタグラム」が主流となったように感じます。ただ、一口にSNSといっても種類はかなりあるようで、若者向けやシニア向けといった年齢別に利用者を限定したものから、職業限定型や音楽関係に特化したもの、営業目的のSNSなども存在するようです(Wikipediaより)。それは日本国内に限ったことではなく、国外に目を向けるとその数はもはや数えきれないほど。まさに一大産業といったところでしょうか。確かに、実際にSNSを利用していると、ただフォローしている友人や有名人の投稿を閲覧できるだけではなく、求人の広告や様々なアプリの紹介がされており、単なる近況報告や思い出の共有などの場ではなくなってきているのかもしれません。さらには最新のニュースが確認できたり、たくさんツイートされているトレンドの紹介や、多くの“いいね!”がされている投稿が見れたりとその機能もかなり充実しているように思います。今、若者を中心に「スマホ依存症」や「ネット依存症」などと騒がれていますが、その原因はこういったサービスの普及、質の向上にあるのではないかと思ってしまいます。上手に付き合えるスキルを身に着けていきたいものです。
  話は少し脱線しましたが、今回は自分なりのSNSの活用法について書いていきたいと思います。自分が今一番利用しているのは「インスタグラム」です。インスタグラムは写真や動画をコメント付きで投稿できるもので、写真の思い出や話題の飲食店、友人たちとの飲みの一場面などなど・・・、本当に様々な写真が日々あげられています。2017年には「インスタ映え」が流行語大賞となりましたが、その勢いはますます加速しているように思えます。最近のスマホカメラの画質は非常によく、アプリでの加工と相まって(いい意味で)写真が文字通り「映え」ます。一日に何度も投稿する人もいて、その写真の腕前は素人目にもかなりのように感じます。さらに、投稿をハッシュタグである‘♯’という記号を付けることで、同じハッシュタグをつけた投稿に飛ぶことができます。これがかなり便利で、自分はネット検索ではなく、インスタグラムでの検索で行きたい場所や食べたいものをまず最初に調べるようになりました。例えば、「♯秋田」で検索をかけると、約6万5千件もの投稿が出てきます。最近のだと大曲の花火の写真や動画だったり、金足農業関連の投稿、自分の子供との写真や結婚報告の投稿まで、実に様々なものが出てきます。これを見ているだけで面白く、気が付けばかなりの時間を費やしていたこともありました。個人的な意見ですが、旅行に行く前に調べることで、旅館や観光地のサイトに載っている以外の写真がかなり多く見ることができるのでおすすめです。旅館の料理を一品ずつアップしていてそれがかなりおいしそうで決めたときもあります。旅先での目の付け所もまさに十人十色で、なるほどと思わされるときもしばしばです。他のSNSと違って、写真や動画がメインのものなので、直感的に使えていいと思います。文章を追う必要が少ないため、海外の投稿を見ることもあまり苦にはなりません。海外旅行のときの情報集めにもいいのではないでしょうか。その人の使い方次第で、まだまだ有用な利用方法があるように思います。
  非常にまとまりのない話になってしまいましたが、読んでくださった方々にも是非一度は「インスタグラム」に触れてほしいと思います。日々の記録に、旅のお供にいかがでしょうか?最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
 
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