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<ペンリレー>

発行日2017/05/10
市立秋田総合病院  島田 俊亮
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自己紹介と禁煙出来ました。
 
  ペンリレーは次の人を探すのが大変と聞いていました。前任者の佐藤徳子先生にだいぶ久しぶりに会ったら学生の頃と変わらず美人さんで、変わらないなーとか思いながら楽しく話をしていたらいつの間にかペンリレーのバトンを渡されてしまいました。しまった。

  秋田市医師会へは入会して日が浅いので自己紹介させていただきます。秋田県秋田市生まれ。小中学校は剣道部に、秋田高校卒で山岳部に少し所属していました。趣味はサッカーのテレビ観戦、子どもが4人と妻と父で7人の今時にしては大家族です。秋田大学平成12年卒で小児科医をしており専門は小児循環器です。秋田大学病院を退職し平成27年4月から市立秋田総合病院小児科で勤務、平成28年4月から同院循環器内科中川先生のもとで勉強させていただいています。私が研修医の頃は今の研修医制度のちょっと前だったため成人をみるのは全く初めてです。ご迷惑をおかけしていますが諸先生方に支えられ何とかやっております。いろいろ戸惑いがありますが、小児科と内科の違いで一番驚いたのは退院調整についてです。子どもは病状が落ち着き次第家に帰れますが、高齢者はその後が大変です。帰る家があること、帰れるだけ自立する、または面倒を見てくれる人(親)がいるって幸せなことだなあと思います。他に内科をみて一番良かったのはタバコから決別できたことで、恥ずかしい話ですが何年か前から禁煙出来ているけどタバコの臭いがまだくさいではなく、いい匂いだなあでした。そのためいつ吸ってしまうか不安がありました。でもタバコが危険因子となる様々な疾患を目の当たりにし、やっと本当のサヨナラをすることが出来ました。入院してもタバコを止めない患者さんには、その気持ちわかるよ、と口にはしないけれど変なところで患者さん目線になったりします。また、タバコを含めそういった危険因子の多くは生活習慣という点で子どものうちから家族とともに教育と管理が大切です。医者であればあたり前の意識なのでしょうが今更実感しています。子どもは少なくなるけれどこれからますます年をとっても元気に働かないといけない時代だと思うので小児科医として少し役立てればなあと思います。

  堅苦しくなりましたが、そんなわけで徳子先生に頼まれて少しデレッとしていいよいいよなんて二つ返事で受けてしまいましたが次に困りました。医師会所属の中で私のように40代前半はかなり若輩ですのでお願いしやすい後輩もいません。仕方がないので島田クリニックの院長島田堅一先生にお願いすることにしました。こんな時ばかり申し訳ありませんが息子のたってのお願いなので何とかよろしくお願いします。
 
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