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<ペンリレー>

発行日2015/11/10
秋田往診クリニック  佐藤 浩平
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市立恵比寿中学の学芸会に行ってみた!
 
  去る9月22日、娘(12)の強い希望で表題の会に同伴しました。非常に貴重な体験であったので皆様に報告したいと思い、これ幸いとペンリレーの筆を執りました。
  まず市立恵比寿中学の学芸会と聞いて「えええぇぇぇっっっ!!!」と反応された方、あなたはすごい。おそらく多くの方が「???」となっていることは想像に難くありません。
  市立恵比寿中学(エビ中)とは2009年に結成され2012年にメジャーデビュー、「ももクロ」の妹分と言われている・・・そうです、エビ中とは
アイドルグループなのです!
  去年御所野イオンモールで開催されたABS祭りでのライブや2月のMステ出演で記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。「中学生」を強くフューチャーしており、メンバーに中学6年生がいたり、グッズ販売を「購買部」、メンバー紹介を「生徒名簿」、そしてライブを「学芸会」という呼び方をしています。そう、つまり「アイドルグループのライブに行ってみた!」ということです。
さて、娘の同伴とはいえ楽しまなければその場にとけ込まなければなりません。しかしアイドルのライブなど実に30年ぶりです。オジサンにとってはとても高いハードルですので最新のアイドルライブ事情の傾向と対策をすべくリサーチと準備にとりかかりました。

【一般知識】
  エビ中のメンバーは全部で8人、それぞれに出席番号(!)とイメージカラーが決まっており、自己紹介もひとりひとり定型のコール(かけ声)があるようです・・・。全員の出席番号と顔と名前は基本として、何が歌われるかわからないので過去の楽曲も総復習です。
【服装】
  服装に関しては昨年のABS祭りでの記憶があります。ファミリー(エビ中のファンの総称)の大部分はオフィシャルのものと思われるユニフォームを着ていました。イメージとしてはサッカーのユニフォームに近く、背中に推しメン(自分が好きなメンバー、イチ推しのメンバーの略)の愛称と出席番号が背番号として印刷されている感じです。ですがオフィシャルサイトの「購買部」には該当商品は無く、どうやら期間限定の完全受注生産品で現在は購入出来ないようです。ヤフオク!を覗いてみると定価の3倍近い15000円(時価)で取引されていました…。
…当日は会場の秋田文化会館で今回の公演「秋田分校」の限定Tシャツが販売されるようなのでそれでいいやということにしました。
【装備】
  ペンライトは最も重要な装備のひとつです。オフィシャルサイトでは売り切れのため当日の販売に期待します。押さえで山登り用のColeman LEDスティックを用意しました(後に後悔することになります)。
【チケット】
  ファンクラブ先行発売(抽選)のあと一般発売になるようです。スポンサーのコンビニでの独占発売でしたが、幸い発売開始日が休みだったので開始30分前から娘とファミマの情報端末に張り付き、全国のスタダ組とのチケット戦争に勝利し4列目という良席を確保できました。

  そんなこんなで準備万端(?)で当日を迎えました。娘は推しメンカラーを各所にちりばめアピールしています。
  まずは13時からの先行グッズ販売です。30分前に会場に着きましたがホールはがらんとしています。「あれ?間違えたかな?」と思いましたが係員に地下ホールに案内されると…すでに200人ぐらいが並んでいました…恐るべし。
  無事に限定Tシャツやタオル、その他のグッズを計○○円(!)ほど買いましたが残念ながらペンライトは売っていませんでした。少し驚いたのは協賛しているらしい地元企業「たけや製パン」のブースがあったことです。

  昼食と着替えをし、16時からの学芸会に臨みました。会場前でさまざま格好をしたファミリーがたくさんいました。見た目の分類は以下のとおり。
LEVEL1:一般層
  普通の服装+ワンポイントグッズの人たちです。若い女性の多くはこの層です。
LEVEL2:ライト層
  自分たち親子はこの層です。それなりのにわか仕立ての服装をしています。
LEVEL3:ノーマル層
  大部分はユニフォームを着用しています。県外からいらした方が多いようです。
LEVEL4:ガチ層
  他人と同じ服装を嫌うのか、全身を推しメンカラーの、おそらくハンドメイドと思われる服を身につけています。過去の衣装のコスプレをしている女性もいました。
  そんな非日常的な雰囲気の中会場に入ると無数のペンライトが様々な色で光っています。娘の持っているオフィシャルペンライトよりも明るかったり太かったりするものも見受けられます。なるほど、純正にこだわるあまり市販品でも同等以上のものがあるとは思い至りませんでした。自分のリサーチ不足を後悔してもはじまりませんので次に活かす(?)ことにします。
  そしていよいよ開演です。開演のブザーが鳴るとそれまでなごやかだった会場の空気は一変し緊張が走ります。そして1曲目の開始とともに「(ウリャ!オイ!)×n」とコールが 巻き起こり、一斉にペンライトが振られます。 正直最初はついていくのが精一杯でしたが時間とともに感覚が薄れていき…気がつくとあっという間に2時間が過ぎ終演となっていました。まさに非日常の体験でした。
  そして楽しみ方も人それぞれでした。一糸乱れぬコールとペンライト捌きをする人、それにちょっと遅れて付いていく自分、推しメンソロでジャンプしてアピールする人、そしてペンライトを持たずひたすらアイドルと同じ振り付けの動きをしている人など様々でした。
  演出もこのグループにしてはめずらしく、なまはげ郷神楽の和太鼓や秋田ご当地アイドルpramoとのコラボがあったり秋田県出身の民謡家浅野絵里子さんがエビ中メンバーと同じセーラー服姿で民謡を歌ったり、大曲高校合唱部がバックコーラスを歌ったりかなり地元色を押し出したものでした。途中たけや製パンをエビ中メンバーが食べるコーナーがありましたが…その時メンバーが食べたのと同じパンを会場に置いていたらめっちゃ売れたと思いますよ!たけや製パンさん!

  そんなわけで、オジサンでも努力すれば楽しめるとけ込めるということがわかりました。
  準備は大変でしたが皆様も非日常的な分野に触れてみては?

  次は秋田赤十字病院緩和ケア科の小松田智也先生にお願いしました。
 
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