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<ペンリレー>

発行日2015/07/10
かん眼科  姜 和哲
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ゴルフツアー放浪記 ~ゴルフ上達への奮闘記 Part2~
 
  以前のペンリレーで趣味であるゴルフについてお話をさせていただきましたが、あれから開業して早7年、年を重ねるごとにますますゴルフにどっぷりはまってしまい、休日に日帰りできる市内のゴルフ場を週替わりあちこちラウンドすることぐらいでは満足できなくなり、シーズンオフの冬季は室内でできるシミュレーションゴルフにまで通うまでになり年間を通してゴルフをしていないといられない体(もう中毒?)になってしまいました。
  しかし最近ではそれも満足できなくなってしまい、ついにテレビやシミュレーションで見ているようなプロがラウンドする有名なゴルフ場でゴルフしてみたいという欲求にかられ、時間がなかなか取れないことをいいことに、とうとう学会に行く際その現地でゴルフラウンドする楽しみを見出してしまいました(もちろん学会にもきちっと出席して勉強はしております)。そこで今までラウンドした思い出のゴルフ場をご紹介しながら、私のゴルフツアー放浪記としてお話させていただきます。
  第一弾が、2013年(平成25年)1月の日本手術眼科学会が福岡で行われたときにいった福岡カンツリークラブ(和白コース)でした。福岡駅からタクシーで約30分の所にあり、女子やシニアのプロトーナメントツアーが行われる昭和27年開場の歴史あるゴルフ場でした。冬時期とはいえ福岡であれば秋田の11月くらいの気候でできると思っていましたが、その日だけは気温が一桁台と非常に寒く、しかも年に数回しか降らない雪にまで当たってしまうという始末・・・当然地元の人は寒さのあまりキャンセルする方が多かったようでしたが、私は雪が積もってクローズにならないだけましと思い、強行にラウンドをしました。キャディーさんは7枚も重ね着しておりましたが、冬に慣れている私にとってはそれほど着こまなくてもプレーに問題がなくその格好がよほど薄着に見えたのか、ゴルフ関係者や周りのお客さんに大変驚かれたことは今でも覚えています。天候はさることながらコースコンディションは大変よく、秋の秋田のゴルフ場とも比べ物にならない程でした。しかし、風が思った以上に強く、ボールコントロールが困難でスコアはOUT53-IN53の106と残念ながら念願の100を切ることができませんでしたが、冬にできないゴルフをすることができた満足感でいっぱいでした。
  第二弾は、2013年(平成25年)11月の日本臨床眼科学会が横浜で行われ、ちょうど連休にも恵まれたため、学会最終日に千葉へ移動し木更津で宿泊していったカメリアヒルズカントリークラブでした。木更津駅からクラブバスで約20分の所にあり、毎年6月に女子プロツアートーナメント(アースモンダミンカップ)が行われるゴルフ場でした。ここは毎年テレビで観戦しているコースでもあったため、その風景が見覚えのあるところばかりだったので、その場に自分がいることに興奮しっぱなしでした。その日はあいにくの雨にあたってしまいましたが、それでもコンディションは悪くなく、芝はじゅうたんのようにフカフカでした。さらにドライバー飛距離が秋田の時よりも平均15から20ヤードも多く飛び、悪天候ながらもスコアはOUT39-IN48の自己ベスト87を出すことができました。
  第三弾は、2014年(平成26年)2月に仙台日帰り弾丸ツアーとなった松島チサンカントリー倶楽部(松島・仙台コース)でした。ここも以前女子プロツアートーナメント(ミヤギTV杯女子オープン)が行われる名門で、日本三景の松島を背景に東北最大の3コース(54ホール)を構えた詩情豊かなゴルフ場です。まだ夜が明けない朝5時に秋田を出発していきましたが、その日は大雪で東北自動車道一関に入っても雪が降り続き、ゴルフできないのではと心配になりましたが、かろうじてゴルフ場には雪が降っておらず(残雪はありましたが)、プレーをすることができました。距離のあるフラットなゴルフ場であったのはよかったのですが、さすがに東北ということもあり以前からの天候でコンディションがやや悪く(ラフに残雪がありグリーンもやや凍っていた)、スコアはOUT59-IN53の112と久々の大叩きをしてしまいました。
 第四弾は、2014年(平成26年)11月の日本臨床眼科学会が神戸で行われた際にいった太平洋クラブ六甲コースでした。こちらは近隣のつつみ整形外科堤先生が地元ということもあり、お願いしてとっていただいたコースで、男子シニアプロトーナメントが行われる難易度の高いゴルフ場でした。特に18番ホールは有名で以前優勝したジャンボ尾崎が、「高度の技術を有しているものでないと制することはできない。フィニッシングホールとしては日本一美しいホール」と絶賛したほどです。天候及びコースコンディションは良好で、ドライバー飛距離も前回と同様平均15-20ヤード多く飛びましたが、OBやバンカー・池にはまり、OUT53-IN48のスコア101と100切りは達成できませんでした。
 このように遠征ラウンドの際は天候に恵まれない(雨男だから?)ことが多々ありますが、大地や風(雨?雪?)を感じながらゴルフができる幸せをかみしめ、今後も日本各地のいろいろなゴルフ場でラウンドして技術を磨き、さらにスコアアップ(夢の80切り)につなげていきたいと考えております。ぜひこのツアー放浪記にご一緒していただける先生がいらっしゃいましたらお声をかけていただければ幸いです(ただし天候は保証いたしかねます)。
 次回は同じ山王・八橋班で「山王胃腸科」の最上希一郎先生にお願いします。
 
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