平成3年秋田大学卒業の小林孝です。 今年で47歳となりました。卒業後、市立秋田総合病院、公立角館病院、太平療育園、秋田組合総合病院、湖東総合病院を経て、平成21年4月より再び秋田組合総合病院で整形外科をしています。今のところ、開業の予定はありません。 さて、秋田組合総合病院に勤務するようになってから、Mouse Computerのデスクトップを購入し、WindowsXP をインストールして使用していました。持ち歩き用に10 inchのWindowsパソコンを別に購入し、家ではそちらを使用していましたが、眼が悪くなり小さい文字が見えにくくなったので、家用に思い切ってiMacを購入しました。 今から15年以上前の大学院時代、Macを使っていると良く“爆弾”が出ていたものでしたが、最近のMacではほとんどフリーズしません。使ってみて驚いたのは、まず、“速い”と言うことでした。起動・インターネットに繋がるまでがとても速いのです。XPパソコンは使っているとどんどん遅くなり非常にストレスだったので、とても気に入りました。次に驚いたのは、Windowsとの互換性です。私が使用するOffice とFileMaker ProはMac用にもあり、今まで使っていたファイルが簡単に開きました。学会の資料などWindowsとMac とで交互に手直ししても全く支障ありません(レイアウトを少し手直しする必要あり)。更に、付属のソフトが直感的に使いやすく大変満足しました。例えば、iMovieでホームビデオが簡単に作れましたし、iPhotoのおかげで写真整理が楽になりました。 また、最近、Evernoteと Dropboxなるフリーソフトがあることを知りました。Mac, Windows両方にインストールできるというので使ってみると、これがまた便利。Dropboxにファイルを入れておいて操作すると、2台のコンピューター間であっという間に同期してくれます。また、Evernote にメモやファイルを入れておくとすぐに検索できてとても便利です。Dropboxは無料で5Gまで使用できます。私は有料で100Gにアップグレードしました。Evernoteは、無料のものはPDFファイルしか扱うことができませんので、有料のPremium会員になりました。Webやカタログ、事務的な書類、日記代わりのメモなどを適当に入れておくと、検索機能が優れているので有用なデータベースとなり、とても便利です。また、Evernote に学会のプログラムをスキャンして入れておくと、iPadでも簡単に見ることができるので、重い学会抄録を持ち歩く必要がなくなりました。 そうこうしているうちに、病院で使用していたXPパソコンがやたらと遅くなり、すぐにフリーズするようになってしまったのでWindows7にアップグレードしてみました。このときもDropboxが役に立ちました。最近使っていたファイルはDropboxに全て入れていたので、DropboxをWindowsパソコンにダウンロードするだけでファイルの復元は完了でした。XP modeを使うと、古いPhotoshopとSPSSもインストールできました。 というわけで、とても気に入ったデジタル環境が手に入りましたので皆さんに紹介申し上げました。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 次回の執筆は当院整形外科の小西奈津雄先生にお願いしました。
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