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<ペンリレー>

発行日2007/03/10
市立秋田総合病院  石田俊哉
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新病院完成
 
 秋田赤十字病院の塚田大星先生からのバトンで書かせていただきます。塚田先生とはゴルフ仲間で、ペンリレーの電話をもらったときも、一瞬“今年は雪がないからラウンドしよう”との誘いかなと思ってしまいました。実際ゴルフ場は未だにオープンしており、去年の豪雪がウソのようです。
 この記録的な暖冬のため、1月だというのに太陽がぽかぽかと照る日も珍しくなく、先日陽気に誘われてフラフラと横手までドライブに行ってきました。何も目的がなかったわけではなく、新しい平鹿総合病院がほぼ完成したと聞き、ちょっと見てみたいと思ったのです。私は市立秋田総合病院へ赴任する前は、平成16年の春まで平鹿総合病院へ勤務していました。平成12年~14年頃に病院改築の話が持ち上がり、毎月新病院建設のための会議が開かれました。東京から設計事務所の方々が度々来院し、議論を重ねました。当初平鹿病院は雄勝組合病院よりも先に建設されると聞いていましたが、予算の関係で後になり、新病院が完成するのはずっと遠い先の話という感覚でした。そんな遠い将来まで平鹿病院にいて、新しい病院で働けるのだろうか?と疑問でしたが、案の定医局人事で秋田市へ転勤となり現在に至っているわけです。それにしても時間の経つのは早いもので、ずっと先の話と思っていた新病院が完成したのです。設計に頭を悩ましていた頃は小学生だった子供も、いつの間にか高校生になっていて、確かに年月の経過を実感してしまいます。 病棟を何階にするか、ベッド数をどうするか、外来は何診にするか、膀胱鏡室の広さは、体外衝撃波結石破砕室をどこにつくるか、透析室のベッド数や配管はどうするか、など事細かに決めなくてはなりませんでした。しかも意見がそのまま通れば良いのですが、どの科もいろいろ注文があり調整は困難を極めました。とくに外来は複数の科がひとつの単位、受付もひとつに集約されており、陣取り合戦の様相を呈して大変でした。当然のことながら、皆できるだけスペースを確保したいのです。みんな大人だから少しずつ譲り合って何とか設計図が完成したのですが、実際はどうなったやら・・。
 そうこう昔の記憶に思いを巡らせているうちに横手に着きました。今の平鹿総合病院は横手駅の真ん前ですが、新病院は駅の反対側になります。横手インターを降りて大曲方面へ車を走らせ、国道を駅とは反対側の左へ曲がりました。おおよその位置はわかっていたのですが、田んぼのなかに大きくドーンと建っており、簡単に新病院を見つけることができました。病室が扇型に広がる白い大きな病院で、一見ホテルのようでした。今の平鹿病院はピンク色ですが、やはり病院は白が一番しっくりきます。駐車場は広大で、いったい何台入るのやら。救急の出入り口も広く、救急車が3台くらい一度に来ても大丈夫というかんじです。県南地区の拠点病院であり、これから看護学校も併設されるらしく、このくらいの規模は当然必要なのでしょう。でも病院の移転に伴い、飲食店やアパート、コンビニなども移って、横手駅前が閑散としないか、また交通渋滞が起きるんじゃないか、など余計な心配をしてしまいました。
 まだ中には入れませんでしたが、早く中を見てみたいものです。でも、何でこんな風にしたの?信じられない!なんてみんなに言われたりして・・不安と期待でドキドキです。 次回バトンは、開業したばかりの元同僚、倉光智之先生にお願いをしました。
 
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