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<ペンリレー>

発行日2007/05/10
市立秋田総合病院  大谷節哉
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私のアウトドアライフ
 
 ゴールデンウィークから私のキャンプライフが始まります。お気に入りのキャンプ場は岩手県の小岩井牧場に隣接する相の沢キャンプ場です。このキャンプ場はゴールデンウィークだからと言って特に混雑する事もない無料のキャンプ場で、宮沢賢治が愛した小岩井牧場の牧野を一望できる立地にあり、牧場の散策はもちろんの事、鞍掛山や岩手山の登山も手軽にできる環境にあります。また、東北道の滝沢ICや盛岡ICの近くにあるため、キャンプ場に宿泊し、八幡平や安比高原スキー場で春スキーに出かけたり、平泉や仙台に足をのばす事もできる交通の便が良い場所にあります。秋田県内には全国的に有名な八幡平オートキャンプパークアスピアなど約60ものキャンプ場があります。秋田市にも太平山や雄和に通勤可能?なキャンプ場が幾つかあります。
 キャンプの魅力はなんと行っても、自然に身を置き、自然を五感で感じられる所にあります。朝日と川のせせらぎ、鳥のさえずりで目を覚まし、草木香る中で食事をとる生活は何とも至福の極みです。また、子供にとってキャンプサイトはさながらネーチャースクールとなります。私の子供達(7歳、9歳)もキャンプとなれば、野生児となり、様々な昆虫、蟹や蛙を捕まえたり、時にはマムシと遭遇し驚いていますが、怯む事なく熊よけの鈴をつけながら野山を駆け巡っています。また、薪を拾ったり、山菜やキノコ(要選別)などの自然食材を調達してくれます。ホテルでの宿泊と異なり、子供たちにとっても決して楽な環境ではありませんが、そのため自ずと自主性が身に付き、グループでのキャンプライフでは更に協調性が養われます。キャンプライフは『前頭葉を活性化させ、精神的安定をもたらす事』が実証されており、現在、社会問題となっている不登校、いじめ、キレる子供、学級崩壊の抑止・再生プログラムに行政が積極的にキャンプライフを取り入れるように期待しています。
 キャンプライフのほか、季節によってバス釣り(八郎潟)、アサリ採り(宮沢海岸)、無農薬野菜作り(大潟村)、クワガタ取り(太平山)や木登り(近所)を楽しんでいます。また、数年前から内山眼科医院の内山博之先生の手ほどきで、妻とカヌーを始めました。家族でカヌークラブにも入会し、機会は少ないですが、雄物川や角館の檜内川でのツーリング、昨年は西表島のマングローブが群生する川でカヌーを楽しみました。冬はもっぱらスキーに明け暮れていますが、シーズン後半にモーグルの練習で腰を痛めてしまい、アクティビティが低下していました。最近ようやく体調も回復し、これからは、この度ペンリレーの『たすき』を戴いた羽渕由紀子先生の影響で始めたマラソンに挑戦すべく、月に100kmのランニングと逆立ち腕立て1日20回のトレーニングをしています。更に今年に入ってから友人のすすめでキックボクシングの練習を始めました。また、夏は家族でサーフィンをする予定です。
 秋田県はすばらしい海、山、川、湖が身近にあり、それぞれの場所、季節に応じたアウトドア・アクティビティができます。これから、まだ私が経験した事がない山スキー(駒ケ岳、4月22日に予定)、沢登り(岩見三内)、ロッククライミング(男鹿)に挑戦したいと思っています。また自分は、北欧レベルのLOHAS:Lifestyle Of Health And Sustainabilityを目標にしており、そのために仕事と趣味の両立のためon offを明確にしたライフスタイルを心がけています。
 ペンリレーの『たすき』は、昨年9月にご開業された日本屈指の内視鏡医、銭谷 明先生にお願いしました。
 
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