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<ペンリレー>

発行日2005/11/10
立木医院  立木 裕
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なに! 76点
 
 学生の頃から成績は良いとは言えなかった。が、単位を落とすことは無く、いわゆる「要領の良いヤツ」の部類に属していた。医師になってからも可もなく不可もなく過ごし現在に至っている。
 さてこのご時勢、専門医の資格試験やその更新も難しくなっており維持するのもなかなか大変である。私もせっかく苦労してとった指導医の資格を開業してから返上してしまった。しかし、標榜している専門医の資格はなんとか守らなければいけない。
 そこでタイトルの76点である。日本透析医学会の専門医資格の更新は、今年からセルフアセスメントテストで合格点をとらないと、更新の資格が得られないことになった。セルフアセスメントテストなので、本やネットで情報を得て回答を出しても良いのだが、専門医のプライドがそれを許さない。幸いなことに共通一時試験(いまではセンター試験と言うらしいが)のようにマルティプルチョイス方式であるので、消去法でホイホイと解き進めるが敵もさるもので最後に残った二つの選択肢で迷うのである。ああ、今も昔も変わらない。何とか解答欄を埋めて郵送し、あとは結果を待つのみ。忘れた頃に帰ってきたのが「76点・・・。こうしてどうにか更新の資格は得られたのであった。
 さて、来年には無事更新かと思ったら、なんと出席点数が不足しているのに気が付いた。代返も効かないからな。次の総会では出席点数+演題発表で一発逆転を狙おう。三つ子の魂百までとはよく言ったもので、このパターンも変わりません。たぶん今後も変わらないんだろうな…。
 ところで、開業一年目の採点はしたかって?。ご想像にお任せいたします。
 次は、こいずみ眼科の小泉敏樹先生にバトンタッチです。
 
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